3.11東日本大震災から12年ー仙台から来た子

今日は東日本大震災から12年がたった日です。

亡くなられたすべての尊い霊魂のために、そしてご遺族のために、被害を被った全ての方々のために、救助と復興に携わる全ての方々のためにお祈りします。

あのときのことは、東京にいた私でも生涯忘れることが出来ないと思います。

そのときちょうど、東京の教会に仙台から遊びに来ていた人が、地震の直後、ひたすら教会で祈り続けていたその背中を今でも忘れることが出来ません。

そのときは震度7ということ以外、殆ど情報が入ってきませんでした。停電になったり、携帯も繋がらなかったり、電車もとまっていたり。だからその子は、仙台に帰ることも、仙台と連絡をとることもできなかったのです。

東京でさえ、激しい揺れでした。私もあんなに強い地震を経験したのは後にも先にもありません。

仙台から来た子は、どれだけ心配だったでしょうか。生死すら分からない状況、自分が動くことさえ、連絡をとることさえできない状況というのは、本当にいてもたってもいられなかったはずです。

私も続けて、あの日を忘れず、毎年必ず祈り続けたいです。