イエス様が街で御言葉を伝えた時、多くの群れの中でイエス様の御言葉に耳を傾ける人がいました。イエス様は自分が伝える御言葉に耳を傾けている人に関心を持ち感銘を受けました。
御言葉を終わらせた時、多くの群集が感銘を受け、皆、自分の家へとイエス様を迎えようとしました。しかし、イエス様は多くの人々の中でいちじく桑の木の上に登って自分の御言葉を聞いていた人に、「今日、私はあなたの家に泊まりたい」とおっしゃっいました。群集はびっくりして、「よりによってあの人の家に行って泊まろうとするのか」と噂をしました。
その人は取税人のザアカイでした。ザアカイは民から過度な税金を集めているということで、みんなに悪口を言われていたのです。
だから人々は、「どうしてよりによってあのように後ろ指を指されるザアカイの家に行くのか」と言いいました。イエス様は自分の言うことをよく聞いて喜んだから、それに魅力を感じてザアカイの家に行くようになったのです。
誰でも自分のことを喜び、愛し、自分の言うことをよく聞いてくれたら、その人のことが好きになるものです。もしザアカイがイエス様の御言葉を大したものではないと思って、聞かないで行ってしまったなら、イエス様がわざわざザアカイの家に泊まるとは言わなかったでしょう。
2001年6月24日 「神様は私達の生活を通して対話なさる」 説教者：チョンミョンソク牧師
