聖書を読んでみますと、イエス様の誕生を通して語られたことがあります。
人々はイエス様が、メシヤが地上から来る、ということを知りませんでした。
イエス様が来られる前。聖書にメシヤが来るという聖句が書いてありました。神様が預言者達を通してそのように預言をなさいました。
その預言がイザヤ書11章です。
旧約聖書 イザヤ書11章1-4節
エッサイの株から一つの芽が出、その根から一つの若枝が生えて実を結び、その上に主の霊がとどまる。これは知恵と悟りの霊、深慮と才能の霊、主を知る知識と主を恐れる霊である。彼は主を恐れることを楽しみとし、その目の見るところによって、さばきをなさず、その耳の聞くところによって、定めをなさず、正義をもって貧しい者をさばき、公平をもって国のうちの柔和な者のために定めをなし、その口のむちをもって国を撃ち、そのくちびるの息をもって悪しき者を殺す。
エッサイという人は男です。ダビデのお父さんです。エッサイの株からひとつの芽が出る。
その人の上に神様が、知恵と知識と深慮と才能の霊が臨む。彼は主を恐れることを楽しみとし、見るところによって裁きをなさず、聞くところによって定めをなさず、公義を持って根本を分かって裁く。悪人達は口の鞭によって裁かれるだろう。そうしたら理想世界が成されるだろう、その方に従ってついていくならば、と話しています。
イザヤ書11章9節
彼らはわが聖なる山のどこにおいても、そこなうことなく、やぶることがない。水が海をおおっているように、主を知る知識が地に満ちるからである。
エッサイの株から来る、ということは、地上から来るということです。イエス様は、エッサイ、ダビデ王が生まれたベツレヘムの地域で生まれました。イエス様が生まれたベツレヘムは祭司長、預言者、今で言ったら牧師がたくさん生まれた場所、祭司長達が生まれた場所です。
このように預言をしました。その預言通りに、イエス様はエッサイの株から生まれました。ダビデの子孫です。ダビデの子孫、イエス・キリストの系図といって、ダビデの以後14代目の子孫です。マタイによる福音書に書いてあります。
新約聖書 マタイによる福音書1章17節
だから、アブラハムからダビデまでの代は合わせて十四代、ダビデからバビロンへ移されるまでは十四代、そして、バビロンへ移されてからキリストまでは十四代である。
（続く）
2007年12月16日 主日礼拝 メシヤは地上から来る より抜粋・編集 説教者：チョンミョンソク牧師
