ダニエルはこういうふうに預言をしました。
旧約聖書 ダニエル書7章13節
わたしはまた夜の幻のうちに見ていると、見よ、人の子のような者が、天の雲に乗ってきて、日の老いたる者のもとに来ると、その前に導かれた。
ダニエルが祈り、メシヤに関して祈ったとき「人の子のような者が、天の雲に乗ってきて」と書いてあります。13節以下を読んでいくと、
旧約聖書 ダニエル書7章14節
彼に主権と光栄と国とを賜い、諸民、諸族、諸国語の者を彼に仕えさせた。その主権は永遠の主権であって、なくなることがなく、その国は滅びることがない。
これは信仰的に解釈しなければなりません。間違いではありません。
話すときにいろんな言い方をしますね。あの子は象のようだと言うと、象ばかり気にするでしょう。しかし同じ人に向かって、個性的に象だと言います。
人の子が雲に乗って来るということはどういうことなのかというと、「神様を信じる人の上に乗って来る」ということです。天の雲ではありません。神様は信じる人々を雲にたとえました。群集を雲にたとえたじゃないですか。雲というのはきれいな人のことを言います。
汚れた水も太陽の熱によって蒸発したら、白い雲になります。神様を信じることで引き上げられる。信仰によって変わる。神様を信じて悔い改めることによって、清い雲のような人になる。だから、雲に乗って来るということは、人に乗って来るということです。
イエス様についてくる人達を神様が与えてくださいました。だから、民を与えた。また国を与えたということは、主についてくる世界が、その主管圏が国じゃないですか。
2007年12月16日 主日礼拝 メシヤは地上から来る より抜粋・編集 説教者：チョンミョンソク牧師
