[Word]「どの戒めが大きいのか(1)」新約聖書マタイによる福音書22章34節

「どの戒めが大きいのか(1)」新約聖書マタイによる福音書22章34節
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今週の御言葉はマタイ22:34からです。「どの戒めが大きいのか」という質問をイエス様が受けておっしゃった内容です。

新約聖書マタイによる福音書22:34 さて、パリサイ人たちは、イエスがサドカイ人たちを言いこめられたと聞いて、一緒に集まった。 22:35そして彼らの中のひとりの律法学者が、イエスをためそうとして質問した、 22:36「先生、律法の中で、どのいましめがいちばん大切なのですか」。 22:37イエスは言われた、「『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。 22:38これがいちばん大切な、第一のいましめである。 22:39第二もこれと同様である、『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。 22:40これらの二つのいましめに、律法全体と預言者とが、かかっている」。

どの戒めが大きいのか、私たちはよく分かっていませんでした。イエス様は神様と人間を愛する戒めが一番大きいとおっしゃいました。その戒めを守るためには、心と思いと命を尽くして守らなければならないとおっしゃいました。

この戒めから始めて、すべての戒めを守れるようになります。この戒めを守れない人はすべての戒めを守れないといえます。神様を愛すると言いながら兄弟を憎むなら、それは神様を愛する法を守れなかったことになります。神様を愛すると言いながら神様の話に聞き従えない人は、戒めを守ったのではないということです。だから愛する法を守れなかった人は、すべての戒めを守れなかったということになります。

 神様の愛に関する話は非常に深くて大きいです。誰かが説明をしたくても思う通りに説明できない戒めです。人間個人の愛に関しても語ることが難しいのに、あえて神様の愛に関して話せるでしょうか。一般的なことはよく分かると言っても、神様に対する愛は非常に難しいです。そういう意味で、神様の愛は聖書に書いてはありますが、説明することは非常に難しいです。聖書をただ読んであげればいいことではないからです。
(続く)


1998年1月14日(水)朝の御言葉  ウォルミョンドンの食堂で
説教者:チョンミョンソク牧師

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