涙で種を蒔く人は喜びをもって刈り取ると言いました。
涙をもって種まく者は、喜びの声をもって刈り取る。
種を携え、涙を流して出て行く者は、束を携え、喜びの声をあげて帰ってくるであろう。旧約聖書詩篇126篇5-6節
文字通りに解釈すると、笑いながら種を蒔いた人は悲しみをもって刈り取り、泣きながら種を蒔いた人は喜びをもって刈り取るという話です。
泣きながら種を蒔くということは、人生を生きることが悲しく、辛く、難しくても、落胆しないで、一生懸命に生きていたら、丁度、農夫が秋になって、喜びをもって刈り入れるように、喜びの日が来るという話です。
笑いながら種を蒔く人は、喜びをもって刈り取ることはできません。涙のパンを食べた事のない人は人生を知ることができず、喜びの日を期待することはできません。
夢を実現したヨセフは涙をもって種を蒔きました。兄弟達から憎まれ、環境的に辛く、様々な汚名を着せられ、投獄生活をし、苦痛の中で涙を流して暮らす中でも、挫折しないで生きてきました。痛み、人生の様々な苦痛、やりきれなさ、様々な試練を誰に訴えることもできず、誰一人助けてくれる人もいませんでした。ヨセフはただ神様だけを愛し、涙をもって生活の種を蒔いて暮らしました。
人生を成功した人で、もがかなかった人はいません。涙をもって種を蒔いたということは、苦労し、もがきながら成功のために生きたということです。農夫が種を蒔かないと刈り入れることができないように、全ての人生も同じです。生活の種を蒔かなければなりません。大変で、辛くても、挫折しないで、涙を流しながらも、種を蒔くのです。
人生の嵐、吹雪を避けようとし、辛いからと言って種を蒔かなかったら、将来の成功のために種を蒔く時を失うことになります。
2003年1月12日 御言葉
説教者:チョンミョンソク牧師
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