鄭明析牧師が歩んだ生涯の記録
私は人生にあまりにも疲れきって、大変で退屈で三回も死のうと思って、未練もなく自殺を試みたが、三回とも未遂に終わってしまった。一度は列車から飛び降りようとしたとき、誰かが首を引っ張ってくれたから生きのびることができたのだ。人が引っ張ったのではない。人は誰もいなかった。イエス様が首を引っ張って下さったのだ。
その時は、キョンジュに行って帰るところだった。私は他の理由で死のうとしたのではなかった。
まさに福音を述べ伝えようと思って、列車の中をずっと歩き回ったのに、恥ずかしくて伝えられなくて何度も行ったり来たりしてしまったのだ。それで結局死んでしまおうと考えた。
「おまえみたいな者は死んでしまえ、どうして恥ずかしく思うのか」
と考えていたら恥ずかしさと自暴自棄のあまり死を決意したのだ。
その時、声が聞こえた、「私があなたの代わりに死んであげたのではないか。あなたは私の代わりに生きて欲しい。死なないで。そういうことがあればあるほど、もっと生きなければならないのだ」という声だった。
またもう一つ、山で祈っていた頃、ネズミを殺す薬を飲んで死のうと、口の中に入れた瞬間、またイエス様に引き留められたこともあった。
1988年4月3日
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