[Word]イエスが切実に祈った時、汗が地に滴る血のようになった

「イエスが切実に祈った時、汗が地に滴る血のようになった」。

切実に祈ったから、汗が血のように滴るようになりました。時代があまりにも邪悪だからです。

こうやっても駄目だし、あのようにしても駄目。エルサレムを避けて異邦の世界に福音を伝えても迫害が止まらない。しかたなくエルサレムに戻ってきました。メシヤが十字架を背負うことが人類を救う唯一の道でした。それくらい時代が邪悪でした。

メシヤの条件のみが、全人類を救う道でした。だから本来は御心でない十字架を背負ったのです。

しかし、弟子たちは切実ではありませんでした。イエス様が捕まる前、弟子たちと一緒に最後にゲツセマネの園に祈りに行かれました。イエス様はこう話されました。

マタイによる福音書26章38節
『そのとき、彼らに言われた、「わたしは悲しみのあまり死ぬほどである。ここに待っていて、わたしと一緒に目をさましていなさい」。』

そして少し進み出て、地面に伏して、ひれ伏して祈りました。「お父様、もしお父様にできるならば、この苦い杯を、この迫害を、この苦痛を私から過ぎ去らせてください。しかし、私の望むとおりではなく、父のお父様の望むとおりにしてください。」

イエス様は切実に、切実に祈りました。

そして弟子たちのところに来たら、弟子たちは寝ていました。イエス様が捕まる直前の状況です。

イエス様は一言おっしゃいました。「あなたたちは私と共に一緒にするこの短い時間も目を覚ましていられないのか。ただ望むことは、あなたたちが試みに遭わないように、つまずかないように祈りなさい」。

みなさん、この心情を考えてみてください。
「あなたたちがつまずかないように、目を覚まして祈りなさい」。

主の心情を考えなければなりません。

「祈りなさい」と言ったことは、あなたがたがつまずかないように。「主のために祈りなさい」と言いませんでした。この緊迫な状態でも、弟子たちは居眠りをして寝ていました。そのイエス様にばかりに任せたのです。

2016年12月16日　御言葉より

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