[NEWS]Netflix放送後、突然態度を180度変えた裁判官(前編)

キリスト教福音宣教会 チョンミョンソク牧師 裁判
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韓国NEWSサイト・コリアデイリー
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2023年7月28日

チョンミョンソク牧師
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JMS 鄭明析「裁判官の忌避申請」却下…「再度裁判所の判断を受ける」

[コリアデイリー、記者キム・ビョンフン]

キリスト教福音宣教会、大田高等裁判所への即時控訴手続き進行中

“世論に乗じ、先入観に基づく訴訟指揮権の乱用など、不公正な裁判官に公正な審理を期待することはできない”裁判所が示した却下理由は納得できない

性的暴行の疑いで裁判中のJMSキリスト教福音宣教会(以下、宣教会)鄭明析(チョンミョンソク)牧師(78歳)側が、裁判所に要請した裁判官の忌避申請が26日に却下された中、鄭牧師側は控訴に入る見通しとなった。

27日、鄭牧師側の弁護士は「却下理由は審理が適法に進行されたと見え、先入観を示したり訴訟指揮権を乱用したとは言えない。また、公正な審理を期待するのが難しい状況があると考えるべき資料は存在しない」とし、「裁判官の忌避申請理由が存在するにもかかわらず受け入れられなかったため、大田高等裁判所に控訴手続きを進めるだろう」と明らかにした。

裁判官への忌避申請理由にも注目が集まっている

鄭牧師の裁判官の忌避申請が再び引用されるかどうかに対する関心が集まる中、裁判官への忌避申請理由も注目を集めている。

鄭牧師側の弁護士によれば、17日に行われた裁判官の忌避申請は、「裁判官が不公正な審理を行う恐れがある場合」に該当し、裁判官が審理中に被告人の有罪を確信したり、有罪についての先入観を示す発言をするなどの場合には、不公平な審理が行われる恐れがあるとした。忌避対象の事件の審理長ナoo裁判官(以下、「対象裁判官」)は、審理中に何度も被告人の有罪を確信する、あるいは有罪についての先入観を示す発言をし、これは刑法の大原則である「無罪推定の原則に直接反する行為」であるとされている。

鄭牧師側の弁護士は「被告側の重要な証拠申請や検証申請などを採用しなかったが、これは無罪推定の原則に反して不法な先入観を基に訴訟指揮権を乱用したものだ」とし、「この事件の対象裁判官には、不公正な審理を行う恐れがある場合に該当する忌避理由が存在する」と述べた。

この事件は、記録が大量で、争点が多岐にわたり、公訴犯罪事実だけでも23件に及び、教義や洗脳に関連する全ての事実に関する争点を含めれば、毎週集中審理が行われなければ、拘束期間満了日(2023年4月27日)を基準に残された2ヶ月間で公判手続きが終了するのは現実的に不可能な状況であった。

さらに検察側の証人を除いても、公訴の犯罪事実ごとに現場の目撃者など必須で、直接的な被告側の証人だけを最小限に絞っても22人で、残る拘束期間では客観的・物理的に全ての証人の証言の手続きを終えることは不可能であることを対象の判事も十分理解していた。対象の判事は、もし検察側が追加の告訴を起訴し、それが合併されなければ、避けられない拘束期間の満了により、非拘束審理が行われる可能性を示唆したこともあった。

Netflix放送後、突然態度を180度変えた裁判官

鄭牧師の弁護団は、「昨年3月3日にNetflixの「私は神だ」が放送されて以来、先入観に基づく審理を強行し、被告の防衛権が侵害された」と主張した。「Netflix放送の重大な誤りにもかかわらず、理性的な判断や反論は全く考慮されず、「魔女狩り」のように急激に世論が悪化し、対象判事は3月7日の第4回公判日に突然、従来の立場を180度変えて残りの拘束期間内に無条件で審理を終了する意向を一方的に表明した」と明らかにした。

そして、「被告側の証人の証言については、被告側の証人たちはそんな事実はないと言うだろう。だったら、陳述書で代用するのはどうだろうか?と言って、証人の証言を試みる前に既に先入観を持ち、公判中心主義に反する不法な審理の推進を意図していることを明らかにした」と指摘した。

(後編に続く)

参考 2023年7月28日現在、検察側の証人尋問は複数人行われているが、弁護側(チョンミョンソク牧師側)には十分に証人尋問の機会を与えられておらず、上記の通り裁判官から「証人尋問ではなく陳述書で代替せよ」と言われている。

コリアデイリーのNEWSサイトより
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