NEW:2024年10月8日 最高裁は2審の結果を維持し、刑が確定。元女性信徒G氏に対し7年、現女性信徒A氏に懲役3年、元女性信徒B氏に懲役1年半(執行猶予3年)。現女性信徒C氏とD氏には無罪が確定(1審で懲役刑、2審で無罪)。
この記事では2022年秋以降、行われているチョンミョンソク牧師の裁判についての事項をまとめました。
内容は各種報道機関の記事、キリスト教福音宣教会公式記事より引用・参照しております。
*裁判の経過に従い、随時この記事は更新します。 (最終更新 2024年10月8日)
事件の概要
チョンミョンソク牧師は、韓国に拠点を置くキリスト教福音宣教会(JMS)の創始者である。2018年から2019年にかけて、韓国月明洞にてチョンミョンソク牧師より性被害を受けたという女性が、2022年3月に記者会見。2022年10月、チョンミョンソク牧師を検察は拘束。第1審裁判が開始。2023年3月には、「韓国内のカルト教祖たちの犯罪」が描かれているNetflix「すべては神のために」が韓国内で配信され、大きな注目を集めた。
2023年12月、第1審判決はチョン牧師に対し、基準刑量を超えた懲役23年の判決。
検察は「女性達は抗拒不能で洗脳下にあった」「唯一の物的証拠として性被害時に告訴人が録音したファイル」を主にあげる。(ただし録音した機器ipohneは告訴人自身が売却したため、原本の録音ファイルは無し。裁判所に提出されたものはコピーである。)
チョン牧師側は性暴行の一切を事実無根としている。そのうえで「女性達は自由に行動しており、抗拒不能状態にはあらず」「音声ファイルは韓国、台湾、アメリカと複数の音声分析機関の検証にて、偽造・編集されたものだという結果が出ている。」と訴えている。
第2審では音声ファイルが証拠として裁判所が認定せず、また「基準刑量を超えての懲役刑は慎重に判断せねばならない」とし、懲役17年に減刑された。
チョン牧師側は最高裁へ即日上告。
音声ファイルに対する検証結果
証拠争いが続いているため、冒頭に整理して掲載する
第1審での検証
第1審では証拠として告訴人が提出した音声に対し、弁護側(チョン牧師側)が検証を行うにあたって必要な「音声のコピー」を裁判部は許可しなかった。
よって、Netflixで公開された一部の音声を被告側は専門機関に検証依頼した。つまり、検察側と裁判所が得ている音声情報と、被告側が得ている音声情報は異なる。
被告側が依頼→世界的に著名な台湾の音声分析機関MuScene Voice Forensics Laboratory
「音声ファイルは、多数回の編集の痕跡が存在する」
検察側
「Netflixで公開されたものは一部の音声であり、全てを確認すると、告訴人が被害を受けた証言は正しい」
韓国 国立科学捜査研究院
「録音ファイルは、これまで見たことがないファイル構造」
判決内容
「証拠として提出されたコピー録音ファイル4つのうち3つは国立科学捜査研究院の鑑定結果と裁判所の再生聴取結果、被害者と参考人捜査機関の陳述および証言などを土台に原本との同一性が立証され証拠に認定される。1時間40分に近い内容であるにもかかわらず、内容上脈絡が自然で途切れたり違和感がある部分がなく編集の痕跡がないと判断し、被告側でどの部分が偽作で元々どんな内容だったのか提示できなかった。」
第2審での検証
第1審と異なり、裁判部、検察側、被告側が音声ファイルの検証としては同じ条件と言える。
裁判部 指定検証機関
大検察庁と他の鑑定業者に鑑定を依頼したが、オリジナルファイルがなく鑑定が不可能という回答を受け、鑑定依頼を取り消した。→詳しく知る
そのうえで、裁判部は「立証責任は検察側にある」と強調した→詳しく知る
検察側 依頼機関
国立科学捜査研究院鑑定人「単純なファイル構造が変更されたもので、いかなる編集や操作は行われなかった」「ただ、これはあくまで可能性の域を超えることはできず、原本(iPhone)がない状況で問われれば判断できない」→詳しく知る
B氏(フォレンジック専門の会社) 「専門家ではない一般人が編集、操作するのはかなり難しい」「原本がなければ区別できない」 弁護人側の鑑定人が偽造という結果を出したことについて「私が存じ上げない方法だ」→詳しく知る
被告人側 依頼機関 韓国音声分析の権威ぺ教授チーム、米国で著名な音声分析機関
チョン牧師側は音声鑑定を二か所に依頼
韓国音声分析の権威である音分析専門家スンシル大学ペ教授チーム「全体的に編集・操作されたものだ」「特異点が数十種類に達することを発見した」「録音の最初と最後にマウスクリックの音、スマートフォンでは出せない決定的な手がかりだ」 →詳しく知る
米国 音声鑑定機関 USA Forensic 米国地方裁判所や司法省と技術専門契約を締結 「多数の第3者の音声と編集操作が事実と確認できた」「長年の経験に基づくと、唯一の証拠を含んでいる原本電話を何かを隠そうとする意図がなければ、絶対に廃棄しない。さらに、告訴をするために録音をしたのに、原本を廃棄したということは想像できない。」→詳しく知る
主要な関係者・関係団体
被告人側
チョンミョンソク牧師
1945年生まれ、韓国出身のキリスト教福音宣教会の創始者。1978年に韓国で宣教活動を開始し、その後、世界70ヶ国以上に広まっている。
チョンミョンソク牧師公式HP
月明洞
世界一大きな自然の教会。年間100万人以上が訪れる場所。教会員以外も多数訪れている。
月明洞公式HP
告訴人側
元信者の女性たち
香港、オーストラリア、韓国籍の3名の女性が牧師からの性犯罪被害を訴えている。
摂理反対派
教授や元信者の男性が含まれ、彼らは繰り返し金銭要求や誹謗中傷を行い、チョン牧師に対する告訴者を募集、支援しているとされる。特に教授は、反対団体にも登場。裁判官に対する脅迫行為などが問題視されている。
金銭要求疑惑 詳しく知る
脅迫行為 詳しく知る
NetflixPD
「すべては神のために」を制作したNetflixのプロデューサーであり、2024年8月に性暴力処罰法違反容疑で警察に書類送検された。詳しく知る
チョンミョンソク牧師と裁判関連のタイムライン
チョン牧師個人の詳細は公式HPでもご覧ください
出生、幼少、青年期
1945年 チョンミョンソク牧師 韓国の田舎ソンマンリにて生まれる
1953年 地元のプロテスタント教会に通い始める
1958年 小学校卒業後、農業の傍ら、聖書を読み続ける
1960年代 ベトナム戦争に2度参戦
宣教開始 1970年代―2005年まで
1978年 韓国ソウルにて宣教開始
1983年 メソジスト派ウェスレー神学校卒業
1984年 海外宣教開始
1999年 海外宣教へ出国
同年 韓国マスコミによる偏向報道が強まっていく
2001年2月 韓国へ帰国 検察任意事情聴取、嫌疑無しと判断され再び出国
2000年代 世界各国へ訪問 日本にも複数回の来日
2005年 韓国裁判所は、摂理反対団体が放送局に提供した情報は虚偽だと認定
同年 偏向報道をした韓国SBSソウル放送へ和解勧告
2005年11月 摂理反対組織の人物が、キリスト教福音宣教会に対し20億ウォン要求(日本円で約2億) キリスト教福音宣教会は拒否
2006年 – 2018年
この時期の裁判についての詳細
2006年4月 女性二人が中国公安に暴行の訴え(後、1人は「偽証でした」と自ら訴えを取り下げ)
2007年 中国公安から十か月間、身柄を拘束されチョン牧師は厳しく尋問を受ける。だが被害を訴えた女性は、中国と韓国の医療機関から共に「性的暴行の形跡なし」と診断を受けた。また、防犯カメラの映像などから性的暴行の証拠は確認できなかった。
同年 中国公安は事件性なしで解放
同年 韓国へ送還
中国で訴えた韓国人女性が再び、韓国内で告訴。ソウル地裁にて公判開始。同容疑で裁判を受けることとなる。韓国での訴訟では、犯罪立証に不利という理由で中国での捜査資料が提出されず、中国での現場検証も一切なく、裁判が進められた。
2008年 摂理反対組織の人物が、キリスト教福音宣教会に対し1億4000万ウォン要求(日本円で約1400万) キリスト教福音宣教会は拒否
2009年 韓国裁判所から懲役10年の判決、収監
2010年 韓国大法院(日本の最高裁判所)は、キリスト教福音宣教会が韓国SBSソウル放送に対して提起した損害賠償及び放送報道禁止請求訴訟において9000万ウォンの賠償命令を下した原審判決を認める
2011年 裁判について再検証すべきとの動きが韓国メディアに起こり、相次ぐ謝罪と訂正報道
2012年10月 検察当局は摂理反対派による告訴・告発を「嫌疑なし」との結論
2012年10月 元信者で摂理反対派のJが、信者への詐欺行為を行った(被害額34億ウォン、日本円で3億4000万円)として、ソウル地方裁判所より、執行猶予付きの懲役・有罪判決を受ける
2012年 元信者で摂理反対派のGが韓国裁判所より貸金返還命令を受ける(担当教会の公金を横領していた罪)
2018年 チョン牧師 満期出所
2022年告発から裁判、2023年12月第1審判決まで
2022年 元信者の女性より性的暴行の訴え 韓国検察がチョン牧師の身柄拘束 裁判開始へ
2023年3月 Netflix韓国版「すべては神のために」で告訴人が被害を訴える、告訴人が被害時に録音したとする音声もNetflixにて一部公開 韓国世論はチョン牧師とキリスト教福音宣教会に対し急激に悪化
2023年7月ー10月 キリスト教福音宣教会の有志信者による集会が韓国各地で行われ始める
キリスト教福音宣教会の訴えを韓国メディアも取り上げ始める
ソウル市庁前や、国会議事堂があるソウル ヨイドにて大規模集会 多数のメディアが取り上げる
2023年10月 犯罪に加担したとして、JMS信徒たち複数名が第一審で懲役刑を宣告される
2023年11月21日 大田地裁による裁判 検察により懲役30年の求刑 判決確定は後日
2023年12月22日 チョン牧師に対する第1審判決 大田地方裁判所は第一審で懲役23年の判決 裁判所の言葉「自らをメシアと称し、被害女性は抗拒不能であった。多数の女性信者に対しての犯罪でありながら、無罪を主張しており全く反省をしていないため悪質といえる」
一部から声があがっていた摂理に対する「犯罪団体組織罪(刑法第114条)」を検察は不適用 検察は「組織的ではあるが、JMSが犯罪を共同で行うことを目的として組織され、活動したとは考えがたい」
同日、チョン牧師側控訴
2023年12月28日 検察側 控訴
2024年3月― 第2審
2024年3月5日 第2審1回目 控訴審開始 チョン牧師側は改めて容疑を全面否認 検察側は1審判決より重い刑を求める 高等裁判所は一審判決の問題点を指摘
2024年3月6日 Netflix米国本社を相手に名誉毀損・損害賠償訴訟 JMS信徒協議会
2024年4月16日 第2審2回目 告訴人側提出の「被害時音声ファイル」 チョン牧師側「検証のため」の要請に応じて裁判所が録音ファイルのコピーを許可
2024年4月12日 JMS信徒たち6名の控訴審(高裁)判決。元信徒含む4名は有罪判決、現信徒2名は無罪判決
2024年5月3日 チョン牧師側 被害時音声ファイルを、民間の音声専門機関に鑑定依頼→2か所の鑑定機関共に「音声ファイルは編集・改ざんしたもの」との結論
2024年5月30日 第2審3回目 チョン牧師側 被害時音声ファイルの鑑定結果を提出→裁判所は職権で最高検察庁と私設鑑定機関の二か所に改めて音声ファイルの鑑定依頼を決定 裁判所は検察側に「抗拒不能に合点がいかないので、理由を再検討するよう要請」
2024年6月26日 第2審4回目 裁判所職権で依頼した被害音声ファイル鑑定結果は「原本が無いため検証不可能」との回答 裁判部は検察に、「証拠採択の立証責任は検察側にあり、立証が十分でない時は検察が提出した録音ファイルに対しては証拠として採択できない」と述べた
2024年7月25日 第2審5回目 「抗拒不能」という点について検察側と弁護人側で議論が繰り広げられ、その後、告訴した女性と関連して韓国人への証人尋問が非公開で行なわれた
2024年8月16日 Netflixすべては神のために PDが性暴力処罰法違反容疑で韓国検察に送検
2024年8月22日 第2審6回目 音声ファイルの証拠能力について検察側証人、弁護側証人の証人尋問が行われた
2024年8月27日 第2審7回目 検察・弁護人側双方が提出した証拠について証拠調べが行われた
2024年9月6日 第二審結審 検察側は懲役30年求刑 チョン牧師は「告訴人たちが主張することは、神様に誓って決して行わなかった」と述べた
第二審(高裁)判決は2024年10月2日 懲役17年の宣告
Netflix「すべては神のために」での告発内容と影響力
概要
2023年3月、韓国Netflix「すべては神のために」が放映。カルトと評された各宗教団体の教祖たちが登場した。1本につき1時間、全部で8シリーズ。大韓民国コンテンツ大賞で大統領表彰を受賞。
自らを神格化した4人の韓国人指導者たちをめぐる戦慄の真実と、盲目的な信仰がもたらす暗い側面を検証するドキュメンタリーシリーズ。
引用:Netflix
冒頭3つのシリーズはチョン牧師に関してのものだ。チョン牧師への性被害を訴える女性たち2名らが登場し、証言。唯一の証拠とされる性的暴行を受けている音声(告訴人の録音)や、性的暴行シーンの再現ドラマを繰り返していた。また女性信者の裸体を本人同意なく掲載してこちらも繰り返し流した。合計3時間にわたって放映された。被害者を字幕で表示したものの、実際の被害者が話していたわけではない場面もあった。
Netflix配信後の反響
韓国内では配信視聴ランキングで連日1位に。キリスト教福音宣教会やチョン牧師に対し猛批判の声があがった。誰が信者なのか、個人特定する動きまで急加速した。
Netflixの放映後、韓国検察は今までの姿勢を大きく転換。裁判中にも関わらず、検察トップ自らが「厳罰を処することが出来るよう努める」とメディアに向かって発言している。
一方で、批判も少なくなかった。「すべては神のために」の中で、性的暴行の再現ドラマは非常に生々しく再現されており、長時間にわたって何度もNetflix内で流された。「性的暴行を受けた人たちに対する二次加害だ。Netflixはここまでする必要がどこにあったのか。」「18禁AVビデオを見ているようで、非常に不愉快」「とても人に視聴を進めることはできない」との声が、宣教会以外からも多くあがっていた。
NetflixPD 警察が性暴力犯罪法違反容疑で検察に送検
「すべては神のために」のPDが、キリスト教福音宣教会の女性会員の裸体を同意なくモザイク無しで、すべては神のためにの中で公開。性暴力処罰法違反の容疑で、ソウル麻浦警察署は検察に送致した。ソウル麻浦警察署は、「映像が営利目的で使用され、重要部分がモザイクなしで配信された」ことを問題視した。
Netflix米国本社を相手に名誉毀損・損害賠償訴訟 JMS信徒協議会
キリスト教福音宣教会信徒協議会はNetflix管轄のアメリカ・州地方裁判所に訴状を現地時間2月29日に提出したことを明らかにした。現在も訴訟継続中だ。
放映内容に対するキリスト教福音宣教会側の反論
Netflix内で録音ファイル公開「唯一の物的証拠」を音声分析した結果 「音声ファイルは多数回の編集の痕跡」
チョン牧師を訴えている告訴人(元女性信者)は唯一の物的証拠として、チョン牧師から性被害を受けている最中の音声を自らスマホで録音し、裁判所に提出した。しかし、そのスマホは告訴人が売ってしまい、残っているのは録音された音声ファイルのコピーのみである。
そのコピーされた音声ファイルを、韓国と台湾で解析。各機関のコメントが、韓国報道機関デイリーKOREAに掲載された。
韓国メディア デイリーKOREAの記事より
韓国 国立科学捜査研究院
「この事件の録音ファイルは、これまで見たことがないファイル構造である。このファイル構造は、告訴人が使用したiPhoneから収集した比較ファイルとの構造が大きく異なるため、上記の携帯電話と同じ状態および録音方法で取得したファイルと追加で比較確認する必要がある」
台湾「音声ファイルは、多数回の編集の痕跡がある」
台湾にある世界的に著名な音声分析機関MuScene Voice Forensics Laboratoryで、録音ファイルが詳細に分析された。その結果、「複数回のファイル形式の変換作業による現象であるスクラッチマークが多数見られる。このような説明されていない跡の原因は、多数回の編集のためだ」、「Aさんが裁判所で証言したiPhoneのモデルを使用して録音されたオリジナルの会話ではない」、「録音ファイルを見ると、拍手をする行為のように見える高周波信号が含まれているなど、不適切で非専門的な変換操作を経ている」との結論。
台湾の大学生100人に性的暴行を加えた?
チョン牧師が「台湾の名門大生100人に性的暴行を加えた」という内容の日刊紙を根拠に、確実に犯罪をおかしたかのように描写されているが、台湾の裁判所は虚偽の情報提供に対する罰金刑と執行猶予を宣告し、以後情報を提供した人が謝罪声明を発表したことで終了した事件。
[韓国公式]Netflix検証動画(2)台湾の日刊紙事件 : 虚偽の通報
チョンミョンソク牧師は海外逃亡をした?
2001年に一時帰国していろいろな疑惑に対して嫌疑なしの判定を受け、出国禁止措置が解除されもう一度正常に出国している。しかしその後もメディアはこれをきちんと確認せず、続けて ‘海外逃亡’ という表現を使ったので、これに対してキリスト教福音宣教会は抗議を行い、謝罪文, 再発防止, 訂正報道を100%取り付けた。
2005年, S放送局で歪曲した放送を行なって、言論仲裁委員会から和解勧告決定を受けて罰金を払いましたが、他の放送局で確認もしないで同じ内容を引用したことで謝罪文と訂正報道を出したこともあった。
日本を含む、海外数か国に訪問しており、多数の人の前に姿を何度もあらわしており記録にも残っている。仮にチョン牧師が海外逃亡をしていたとするなら、日本や世界各国は逃亡犯に対して見て見ぬふりをしたことになる。密航でもなく、パスポートを使って通常通り入国手続きも済ませている。海外逃亡では無い。
[韓国公式]Netflix検証動画(2)「海外逃亡疑惑」
実は性的暴行を受けていない?虚偽告訴が判明
中国で性的暴行を受けたと訴えたうちの女性一人は、後日、本人自ら裁判所をおとずれ、「虚偽告訴だった」ことを明かしている。
性的暴行を受けた事実はまったくない, 虚偽の告訴 出典:A氏 証人尋問調書 (第12回 公判調書)
虚偽告訴だったにも関わらず、Netflixでは再現ドラマにし、チョン牧師が性犯罪を犯したと伝えている。
[韓国公式]Netflix検証動画(4)
被害者本人ではなく、スタントマン(俳優)を利用して証言をさせた
俳優A氏は2021年8月頃にMBC-Netflixオリジナル「すべては神のために」(以下、「製作会社」)から被害者のスタントマンとしての出演依頼を受け、同意した。A氏によると、製作会社はスタントマンとして出演するA氏の肖像権を保護、音声変換を行い、字幕に「スタントマン」であることを明示することを約束したという。しかし、製作会社は口頭での約束を守らず、実際に制作されたNetflixのドキュメンタリーでは音声変換をせず、A氏を「性被害者、元JMS情報提供者」として字幕処理して放送した。これにより、A氏は友人たちから性被害者と誤解された。出典:韓国報道 パブリックニュース
3人の女性に関する虚偽の「再現」
反対派が「家の中を密かに撮影。チョン牧師と女性3人が性行為をしていた。」と言っている。しかし当時、チョン牧師がいたこの家の構造・造りが、Netflixで描写されているような2階をビデオで撮ることができる構造ではなく、撮影自体は絶対に不可能な構造だった。
[韓国公式]Netflix検証動画(4)
チョン牧師がパスポートを取り上げられ、密航?
実際はその後もチョンミョンソク牧師は長い間、香港ですべきことをすべてしてから中国に行かれている。密航であれば中国公安や各国の警察が即座に発見し、国際問題として報道されたであろう。
[韓国公式]Netflix検証動画(4)
チョン牧師が女性会員たちとわいせつ行為?
その当時一緒にいた女性会員の証言
「私たちがいる所に来て先生(チョン氏)に向かって “出てこい!” と威嚇しました。先生が蚊帳から出て行く時, ビデオカメラを持った人が、私と日本の会員をズームで撮影しようとしました。
それを見た先生がカメラを手で止めた瞬間、蚊帳の外の男性たちは先生に暴力を振るいました。足で先生の足を蹴り上げ, 顔も殴りました。先生はそのように暴行を受けたにもかかわらず絶対に反撃されずただ “なんで殴るんだ” と大声で叫びました。
彼らは先生がそこで性的な問題を犯していたと主張しているけれど、その場所は人が通れる解放された場所で, 絶対にそういうことができる場所ではありません。」
[韓国公式]Netflix検証動画(6)意図的な映像編集, 誰が罪人?
チョンミョンソク牧師が間違いを認めるかのように卑屈で卑怯に平謝りに謝ったと再現している
当時, 暴行をけしかけた嫌疑で検事の対質尋問中だった先生は、理由はともあれ弟子たちの暴行は間違っていたしまた, 自身が責任を負ってあげたいという思いから検事に対して切実に訴えたことは一部合っている。そして以後この暴行をけしかけたという嫌疑事件は嫌疑なしで解決した。
しかし ‘すべては神のために’ では、この場面について何の説明も入れずに香港関連裁判で過呼吸で演技をしたと主張する場面と、チョン牧師がメシヤではないと話したという場面の間に入れることで、まるでチョン牧師が私はメシヤではないから私が犯した間違いを赦してほしいと乞うているかのように解釈できるように配置した。
[韓国公式]Netflix検証動画(6)意図的な映像編集, 誰が罪人?
チョン牧師への身体的・学歴差別発言
Netflix‘すべては神のために’ ではしきりにチョン牧師に対して身体的差別発言で攻撃をしている。チョン牧師が「小学校しか出ていない人」だと言ったり、発音が良くないと言ったり、年取っているのになどといった差別発言で攻撃をしている。
チョン牧師の発音がはっきりしない理由は幼い頃ひどい病気になったが、貧しくて治療を受けられず、先生の母親はチョン牧師を生かすために最後の手段として強い薬を飲ませて奇跡的に生き返ったが副作用で舌が巻かれて、発音上の問題が生じるようになった。
[韓国公式]Netflix検証動画(7)チョンミョンソク牧師への身体的・学歴差別発言
チョン牧師が裁判中に呼吸困難を演技?
先生が韓国での裁判中にストレスが原因で過呼吸になったことは事実。
しかし医師の見解によると
「再現された裁判時の状況と映像の中の先生の症状を見た時, 過呼吸症候群が起こったと思われる。肺や心臓の疾患などによって誘発されることもあるが、体の健康な人にも過度の不安, 興奮, 緊張などの精神的ストレスによって起こり得る。呼吸困難, めまい, しびれ, まひ, 失神などの症状が現れ、過呼吸が起こる時は死にそうな恐怖に襲われる。
治療方法は, 患者を安定させ, 呼吸をゆっくりと調整できるようにすれば, 自然に症状が消える。
通常, 患者が緊急治療室や病院に来院しても、病院に来る救急車の中で症状がなくなって正常化することが多い。患者と一緒に来た知人は仮病だと怒る場合もよく見た。
裁判当時, 過呼吸が起こったチョン・ミョンソク牧師の場合も同様、救急車が到着した時には数値は正常だったとNetflix映像でも再現されている。先生の場合, 映像で頭が痛いと訴えているのを見るとすでに過呼吸の症状が大幅に進行し、困難な状況であることがわかる。」
[韓国公式]Netflix検証動画(7)チョンミョンソク牧師への身体的・学歴差別発言
摂理文化の歪曲
・皆で楽しく遊ぶ時間は、歓楽パーティとは言えない
・摂理のサッカーは”異常なサッカー”ではなく、ひたすら相手を尊重して平和を成すサッカーだ
・チョンミョンソク牧師は”金持ちの人にだけ”会ってあげる?先生は多くの人と会い、弱い人, 病気の人, つらい思いをしている人を顧みられている。手紙も老若男女問わず返事を送っている
・チョンミョンソク牧師に報告するのは”20代前半の若い女性”だけ?先生と岩の作業や運動も一緒にできる男性会員たちは、先生に近くで接し学ぶ機会が多かったけれど、それに比べれば先生と一緒にできることが多くなかった女性会員たちは、教会の様々なことについて報告する仕事を任される場合が多かった。そして男性会員たちが報告する場合も多かった
20代前半の若い女性のみが報告しているわけでは決してない
[韓国公式]Netflix検証動画(8)次々と明らかになる「歪曲」
違う場所の映像を繋ぎ合わせて、チョン牧師を”教祖”、会員を”洗脳狂気集団”に
別の場所で起こったことを、まるで同じ場所で起こったことのように見えるようにつくっている。怒る先生, そして先生の言葉に無条件的に反応する人々を見せることで、先生に洗脳されて狂的に従う集団の姿を演出したかったのか。
[韓国公式]Netflix検証動画(8)次々と明らかになる「歪曲」
第一審裁判の詳細
概要
告訴人・検察側「告訴人は洗脳され、抗拒不能状態にあった。」求刑は懲役30年。
被告人側「犯罪の証明が無いので無罪であるべきだ」
裁判部は懲役23年を2023年12月に言い渡した。
唯一の物的証拠 音声ファイル
チョン牧師に性被害を受けていた時に、告訴人女性が音声を録音。時間は1時間強に及ぶ。それを物的証拠として告訴人側が提出。第一審裁判部は「原本は無いが、内容に一貫性がある」とし、証拠として採用。
被告人側弁護士が音声を検証したいため、コピーを求めたが裁判所は不許可。
専門機関による音声分析結果
そのような背景の元、Netflixすべては神のために内に音声の一部が公開されていたため、それを音声分析機関で検証。結果、韓国国立科学捜査研究院は「これまで見たことがないファイル構造」、台湾の有名な音声分析機関は「多数回の編集の痕跡がみられる」との結論。
捜査官による音声ファイルの意図的な証拠隠滅の疑いも
捜査官をキリスト教福音宣教会が告発。告訴人側が証拠とした音声ファイルは、ダウンロードしたiCloudファイルの削除と複製CD自体までも破損。iCloudファイルの削除により、法廷での再生が行なわれていない。前述のとおり、専門機関の鑑定結果でも原本性が確認できていない。
[BreakNews]「意図的な証拠隠滅」 捜査官をキリスト教福音宣教会が告発
告訴人側の主張と、被告人側の反論
*裁判の一部が非公開で行われているため、全ての内容を反映できていません
準強姦2回、準類似強姦6回、準強制わいせつ4階、強制わいせつ5回など合計17回の性犯罪があった。性犯罪行為が行われたとき、告訴人とチョン牧師のみがいました。
証拠:性被害時、スマホで録音したファイルがあります。スマホは売ってしまったので原本は無くコピーのみです。一部はNetflixで公開されています
場所:現場とされる月明洞316館の構造に照らし合わせると不可解です
時間:被告人が被害にあったと主張する時間、大勢の教会会員がいる場に参加していた映像が残っています
また、その日時に告訴人が他人とやり取りしたメッセージも存在します
音声ファイル:音声分析機関でも編集捏造の可能性があるとされ、証拠能力はありません。なぜ録音したスマホを捨てたのですか。
準強制わいせつ2回、強制わいせつ3回など合計5回の性犯罪
*物的証拠は無しです
場所:現場とされる月明洞316館の構造に照らし合わせると不可解です
時間:被告人が被害にあったと主張する時間、大勢の教会会員がいる場に参加していた映像が残っています
証人尋問を通じてもチョン牧師と1:1ではなかったという客観的証拠があります
月明洞で乗っていたゴルフカート内で1回の強制わいせつがありました
*物的証拠は無し
場所:ゴルフカートは公衆の場で被告人は運転し、他の牧師も同乗していました。告訴人が当時の状況を記録したファイルにも犯罪行為を思わせる内容はありません。
むしろ告訴人が被告に対して積極的な言動をしていました。
事件後も月明洞訪問を希望し、被告との継続的な接触を希望していました。被害を受けたのに被告との接触を希望するでしょうか。
「洗脳による抗拒不能状態があった」(起訴状冒頭陳述に記載)
チョン氏がメシア、再臨イエスを自称。チョン氏が『私の言葉は神の言葉だから、逆らうと病気になり、事故が起き、地獄に行く』と恐怖感を与えた。
チョン氏の性的な接触行為は「新郎の新婦への愛のしるしだから疑うな」とチョン氏がいいながら、性的接触をし、抗拒不能な状態に駆り立てた。
洗脳行為の主体、誰がしたのかについて「宣教会の指導者たち」と記載したのみで特定されていません。
洗脳行為の日時と場所、洗脳対象についても言及せず、抗拒不能状態にあったことの事実の特定がありません。
告訴人の日記には洗脳されていない事実が多数記録されていました。
告訴人たちは自由に旅行に行き、異性とも自由に付き合っていました。
大多数の会員たちも平常な社会生活を行っています。
告訴人本人の裁判での陳述
被害を受けたという女性達自身が述べている
宣教会において「新郎の被告人との性関係や性的な行為を通して救いを得る」という趣旨を教えますか?
いいえ、まったくそのような肉的な愛はないと言っていました
被告人が神のような権能をもって違法なことをさせたり、女性信徒たちに性的に接しても無条件従うべきだという教えはありましたか?
このような教えはありません
性的な要求を拒否すれば地獄に行くと言っていましたか?
そのような話を聞いたことはありません
その他、キリスト教福音宣教会側の反論
裁判官はNetflix公開後、それまでと180度態度を変えた
[コリアデイリー]Netflix放送後、突然態度を180度変えた裁判官(前編)
裁判官は「すでに洗脳された集団の証人」と、摂理側の証人尋問時間は検察側証人の6分の1の時間
2023年7月21日現在、検察側の証人尋問は複数人行われているが、弁護側(チョンミョンソク牧師側)には十分に証人尋問の機会を与えられておらず、裁判官から「証人尋問ではなく陳述書で代替せよ」と言われている。
[コリアデイリー]JMS摂理弁護団は「裁判公正性のため」裁判官の忌避申し立て
「法曹界の手続きを無視」チョンミョンソク牧師の忌避申し立て申請中に、女性幹部らの裁判が急激に進められた
第一審判決後、キリスト教福音宣教会側の立場表明文
韓国において本日出された鄭明析牧師の判決について、キリスト教福音宣教会は、以下のとおり立場を表明いたします。
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本宣教会は、創立者である鄭明析牧師に対する裁判の判決が「宗教と性犯罪」という強い偏見により手続的正義が毀損され、「無罪推定主義」と「罪刑法定主義」の憲法的原則まで無視された結果という点について、深く遺憾と憂慮を表します。鄭明析牧師は昨年、宣教会の教えと信仰の道を異にした人たちから、性的問題に関連した訴えを受けましたが、誠実に堂々と裁判に臨みました。
言論·放送の歪曲、誇張、偏向された報道により大きな被害を受け、世の中に否定的なイメージで烙印を押されたにもかかわらず、司法権独立という厳然たる体制の下で公正な裁判が行われることを固く信じました。
「宗教と性犯罪」という偏見を排除し、ひたすら「事件だけに焦点を合わせた公正な手続の裁判」が進行されることを信じ、誠実に裁判に臨んだものです。しかし、ある瞬間から、裁判進行の手続と過程において「無罪推定主義原則」が破棄され、常識さえ越えた裁判所の偏向的な態度が数え切れないほど確認されました。
特に、裁判が公訴の前提から罪刑法定主義に反する「洗脳と抗拒不能」という不明確な概念の予断をもって鄭明析牧師と宣教会を定めているので、これ以上の公正な裁判を期待できない状況に至ったキリスト教福音宣教会の会員たちは、街頭に出て、国民の前に公正な裁判を訴えたりもしました。それでも、手続と常識を無視した裁判の進行は継続し、結局、到底納得できない今日の結果が出ることになりました。本宣教会の信徒たちの痛む心情は、何とも表現できません。
鄭明析牧師は、本宣教会が創立された1978年から、今日に至るまで一貫した姿で神様の前で信実な人生を守ってきており、彼の信仰の模範は世界70ヶ国に至るまで伝わりました。
特に、若い青年たちに純潔な信仰の土台の上に自由で創意的な人間啓発の扉を開き、その伝統は40年余りにわたって継承され、発展してきました。鄭明析牧師は、いかなる誤解と迫害の中でも神様を信じる信仰人としての姿勢を失わず、真実は必ず勝利するという固い信念で、義の戦いを続けてまいります。本宣教会もまた、鄭明析牧師と志を同じくして誠実な義の戦いを共にしてまいります。そして結局は、鄭明析牧師の潔白は天地に明らかなものとなるでしょう。
本宣教会は、鄭明析牧師がいつも教え、模範を示したように、武力に対しては平和と真理で、不義に向かっては断固とした拒否で、悔い改めに対しては赦しで、過去よりは未来に向かって行く義の戦いをしてまいります。
誤った正義感に陶酔した言論の色眼鏡により鄭明析牧師と本宣教会の純潔な姿が荒々しく毀損されましたが、鄭明析牧師と本宣教会は骨を削る思いで労力と努力を尽くし、汚名を晴らし、社会に希望と甲斐をもたらす宣教会になってまいります。
第二審裁判
概要
第1審判決(2023年12月22日)裁判所はチョン牧師に対して懲役23年の判決を下したが、これは主に被害者側の証言に依存している。1審の裁判官は「牧師が無罪を主張し反省していないことが悪質である」と述べ、証拠が不足している点については十分に説明していなかった。
第2審の争点 証拠として提出された録音ファイルの信憑性についての議論と、告訴人の抗拒不能についての議論が中心。二審裁判所は「証拠採択の立証責任は検察側にあり、立証が十分でない場合、録音ファイルは証拠として採択できない」と述べ、証拠能力について慎重に裁判を進めている。
二審 時系列
*進行中の事案のため、時系列を掲載する
2024年3月5日 第2審1回目 控訴審開始 チョン牧師側は改めて容疑を全面否認 検察側は1審判決より重い刑を求める 高等裁判所は一審判決の問題点を指摘
2024年3月6日 Netflix米国本社を相手に名誉毀損・損害賠償訴訟 JMS信徒協議会
2024年4月16日 第2審2回目 告訴人側提出の「被害時音声ファイル」 チョン牧師側「検証のため」の要請に応じて裁判所が録音ファイルのコピーを許可
2024年4月12日 JMS信徒たち6名の控訴審(高裁)判決。元信徒含む4名は有罪判決、現信徒2名は無罪判決
2024年5月3日 チョン牧師側 被害時音声ファイルを、民間の音声専門機関に鑑定依頼→2か所の鑑定機関共に「音声ファイルは編集・改ざんしたもの」との結論
2024年5月30日 第2審3回目 チョン牧師側 被害時音声ファイルの鑑定結果を提出→裁判所は職権で最高検察庁と私設鑑定機関の二か所に改めて音声ファイルの鑑定依頼を決定 裁判所は検察側に「抗拒不能に合点がいかないので、理由を再検討するよう要請」
2024年6月26日 第2審4回目 裁判所職権で依頼した被害音声ファイル鑑定結果は「原本が無いため検証不可能」との回答 裁判部は検察に、「証拠採択の立証責任は検察側にあり、立証が十分でない時は検察が提出した録音ファイルに対しては証拠として採択できない」と述べた
2024年7月25日 第2審5回目 「抗拒不能」という点について検察側と弁護人側で議論が繰り広げられ、その後、告訴した女性と関連して韓国人への証人尋問が非公開で行なわれた
2024年8月16日 Netflixすべては神のために PDが性暴力処罰法違反容疑で韓国検察に送検
2024年8月22日 第2審6回目 音声ファイルの証拠能力について検察側証人、弁護側証人の証人尋問が行われた
2024年8月27日 第2審7回目 検察・弁護人側双方が提出した証拠について証拠調べが行われた
2024年8月末-9月 「企画告訴」の証拠と証言が浮上→詳しく
2024年9月6日 第二審結審 検察側は懲役30年求刑 チョン牧師は「告訴人たちが主張することは、神様に誓って決して行わなかった」と述べた→詳しく
元信者である人物が裁判所宛に「企画告訴が疑われる証拠」と共に内容証明を送付。裁判所は証拠採択。→詳しく
「8秒の音声を16秒分に捏造」と裁判で証言→詳しく
2024年9月27日 元信徒G氏の裏切りからチョン牧師失脚計画まで、女性時代10月号が詳細を報じる→詳しく
2024年9月27日 警察が告訴人調査に着手→詳しく
2024年10月2日 第二審(高裁)判決 チョンミョンソク牧師に対し、懲役17年の宣告→詳しく
韓国の裁判は、日本とは大きく異なる
韓国の告訴数は日本の146倍 容疑なくても告訴
韓国警察「韓国の告訴数は日本の146倍…容疑なくても告訴」 大統領選でも告訴合戦…家族やスタッフも
韓国の告訴数が日本に比べかなり多いことが分かった。告訴が乱発されるため、社会的議論が必要であるとの指摘が警察から出るほどだ。
引用:NiftyNews 2022年02月16日
聯合ニュースなどによると、韓国警察が2016年から2020年まで年平均166万件の通報・陳情・嘆願・告訴・告発事件を受けるも、そのうち約57%は起訴見送りとなっていると伝えれた。
同期間に受理された告訴・告発事件(1年平均約40万件)の起訴意見で検察に送致される率は29%に過ぎない。容疑のない事件に対する告訴・告発が多かったことになる。
韓国の訴訟件数は日本の100倍以上、偽証600倍(JB PRESS)
引用:JB PRESS
偽証は韓国人の生きる手段か…
韓国の虚偽告訴は日本の500倍 主要先進国の中で圧倒的に多い
韓国、虚偽の罪でっち上げ他人を告訴が大流行!元カレに強姦罪、ムカつく客に暴行罪
「韓国の裁判所は“ウソつきの競演場”になって久しい」
これは現職の検事がメディアの取材に対して明かした言葉だ。韓国メディアのマネートゥデイによると、これは決して同検事の個人的な感想ではなく、韓国社会の実情を如実に表したものだという。
2000~14年の間に発覚した誣告の件数は、なんと年平均約4300件。これは主要先進国の中では圧倒的に多い数字で、日本と比べると500倍以上多い計算になる。毎年裁判数が増加し、ただでさえ忙しい韓国の裁判所関係者たちは、誣告事件の多さにてんてこ舞いとなっている。
引用:ビジネスジャーナル
韓国の年間告訴件数は55万件なのに対し日本は1万件にすぎない(中央日報)
引用:中央日報 2018.05.09
誣告事犯は低信頼社会の断面であり、これに伴う社会的費用も少なくないと指摘される。検察庁関係者は「韓国の年間告訴件数は55万件なのに対し日本は1万件にすぎない。このため重要な事件に捜査力を集中できない事例が多い」と伝えた。
元高裁判事「虚偽告訴されて刑務所に入る人が実際に存在する」「性的暴行の虚偽告訴、有罪判決は6.4%」(朝鮮オンライン)
引用:朝鮮オンライン 2022/06/27
チョ・ヨンヒョン元ソウル高裁部長判事は「罪がないのに有罪判決を受ける人を一人も生み出してはならない、というのが刑事司法体系の大原則だが、性犯罪においては、合理的疑いの余地のない程度にまで犯罪が証明されていないにもかかわらず、有罪判決が出されるケースがしばしばある」として「虚偽告訴されて刑務所に入る人が実際に存在する以上、これを放置してはならない」という。
虚偽告訴等罪の量刑は非常に軽い (朝鮮オンライン)
引用:朝鮮オンライン 2022/06/27
虚偽告訴等罪そのものの量刑が低過ぎるという主張もある。最高裁の量刑基準によると、虚偽告訴等罪の基本量刑は6月-2年である上、実際にはかなりの割合で執行猶予や罰金刑が宣告される。虚偽告訴等罪の法廷量刑(10年以下の懲役または1500万ウォン〈約155万円〉以下の罰金)を考慮しても、実際に宣告される量刑が低過ぎるというのだ。キム・ホジェ弁護士(法務法人テユン)は「殺人や強姦(ごうかん)などの凶悪犯罪者に仕立てる目的で虚偽告訴を行った場合は、厳しく処罰される必要性がある」と述べた。
「性暴力事件は虚偽告訴が多い」韓国 丁検事 (朝鮮オンライン)
丁検事が突き止めた性的暴行を巡る虚偽告訴の被害者は、最近3カ月間だけで5人以上いる。丁検事は「性的暴力事件は虚偽告訴が多いが、虚偽が疑われるという事情だけでは立件し捜査することが困難な部分がある」としながらも、「無念な思いをする人が出ないように、客観的な証拠に基づき徹底的に捜査する」と話した。丁検事が突き止めた性的暴行を巡る虚偽告訴の被害者は、最近3カ月間だけで5人以上いる。丁検事は「性的暴力事件は虚偽告訴が多いが、虚偽が疑われるという事情だけでは立件し捜査することが困難な部分がある」としながらも、「無念な思いをする人が出ないように、客観的な証拠に基づき徹底的に捜査する」と話した。
引用:朝鮮オンライン 「性的暴行を受けた」という虚偽告訴を相次いで見破ったソウル中央地検の女性検事 2023/03/10
韓国で虚偽告訴が急増する原因とは?=ネットには日韓を比較した指摘も(Record China)
引用:Record China 2017年8月15日
韓国で誣告(ぶこく)罪と呼ばれる虚偽告訴罪が急増。韓国警察庁の統計によると、昨年1年間の同罪の発生件数は3617件で、2012年の2734件から4年で32.3%も増加した。同罪は10年以下の懲役または1500万ウォン(約150万円)以下の罰金が科せられる重罪だが、実際に実刑が宣告される例が少ないことから、悪意に基づく虚偽告訴が相次いでいると記事は分析している。
通報原因となった被害そのものが存在しないことを理由に、事件が「嫌疑なし」で終結する事例も多い。虚偽告訴が起こりやすい性犯罪事件のうち、昨年「嫌疑なし」となった事件は36.1%に上り、事件全体の同比率25.5%よりもはるかに高かった。
ソウル中央地裁は17日、韓国の人気グループJYJのユチョンさんから性的暴行を受けたという虚偽告訴罪と恐喝未遂罪に問われた女に懲役2年の実刑判決を言い渡した。また、これを材料にユチョンさんに示談金を支払わせようとした元暴力団員の男と女の交際相手の男にそれぞれ懲役2年6カ月、懲役1年6カ月の判決を下した。 ユチョンさん暴行と虚偽告訴の女に懲役2年=韓国地裁
引用:YONHAP News 2017.01.17
自身の体内に知人のDNA入れ「性暴行告訴」…大学同期の女の嘘=韓国
大学同期生の男性のDNAを自身の体に入れて同期生を類似強姦犯として虚偽告訴した30代の女が裁判にかけられた。
全州(チョンジュ)地検群山(クンサン)支庁は20日、誣告容疑で30歳の女を在宅起訴したと明らかにした。
引用:中央日報 2023.01.22
合意の上での性関係、夫に発覚すると「性的を暴行受けた」と告訴してごまかす
不倫が発覚し、これをごまかすために「男性から性的暴行を受けた」と虚偽の告訴状を提出したとして、韓国・仁川(インチョン)地裁はこのほど、女性の被告(32)に懲役8カ月の実刑を言い渡した。
引用:KOREAWAVE 2023年7月28日
「法より感情、世論を優先の韓国」国民情緒法の存在
世界各国の裁判システムは同一ではない。韓国の裁判を知るために、欠かせない国民情緒法について掲載する。
国民情緒法とは何か?
韓国で存在するといわれる国民情緒法は、一言でいえば、裁判官・裁判所が法解釈を超越して世論に迎合する判決を下す事態を意味します。
引用:星野・長塚・木川法律事務所 星野 宏明 弁護士
日本人が考えうる裁判とは、あくまで法の上で行われることだ。時として、感情的に納得がいかない裁判結果をもたらすこともある。
しかし、韓国は違う。「法より感情が優先」「国民感情や世論を優先」するといわれ、罪刑法定主義が崩れやすいと評価される。先進諸国では考えにくい状況であり、世界各国から「国民情緒法」と揶揄されている。韓国内に国民情緒法という名前の法律があるわけではないのだ。
世論を制したものが裁判でも勝利する可能性が高まる国。それが韓国という国だ。
韓国の司法界には「国民情緒法」があり、それは憲法や国際法を超越するものだということがよく言われている。
参照:DIAMOND On-Line憲法や国際法を超越する 韓国の国民情緒法
「国民情緒」が法に優先する韓国のどこが民主国家なのか
引用:産経新聞
韓国・朴槿恵(パク・クネ)大統領の罷免は予見できたとして、憲法裁判所の裁判官全員が「弾劾妥当」と声をそろえたのは意外だった。世論の約8割が弾劾を支持し、「法より情」の圧力が国の左右を決める。異質な怪物が威張る隣国を、民主国家と呼ぶことに違和感を覚える。
法の上に政治がある、法よりも感情が優先する、という世界は欧米にはない。
引用:Forbes 法より感情を優先の韓国社会 「国民情緒法」の末に朴槿恵前大統領恩赦
「人治主義」「情治主義」「反日無罪」…。かの国は法治国家ではない。
引用:なぜ私は韓国に勝てたか 朴槿惠政権との500日戦争 産経新聞ソウル支局長 加藤達也
法よりも感情が優先され、法の支配が恣意的に歪められる━━━━。残念ながら、これがわが国の隣国・韓国のいつもの姿です。
韓国には”国民情緒法”と呼ばれる概念が存在している。その時々の国民(というか、大統領)の気分によって法解釈が好き勝手に捻じ曲げられてしまい、まるで一貫性のない状態が平然と横行している。
韓国の裁判所において、社会の関心が高い事案について、裁判官が世論感情(の多数派)に沿った結論を下すために、実定法(国会で制定された法律や憲法)の正しい解釈からすると相当無理がある結論を判決で導くことがあります。
引用:ExciteNews 弁護士 星野宏明(星野法律事務所)
法解釈の正しさよりも世論(国民の感情・情緒)を重視することから、それを批判する立場から、韓国には国民情緒法が存在する、という批評がなされます。
韓国では「国民情緒にあわない」だの、群れを組んでわがままを言えば自分たちの意見が通るだのといった認識が蔓延しており、法に基づいた本格的な民主主義の開始から20数年が過ぎている今日に至ってもそのような傾向は続いています。
引用:憲法の上に存在する不文律 公益財団法人 双日国際交流財団 韓相一
韓国の法院の司法判断は、政府の意向及び国内世論の動向に影響されやすい。韓国の裁判官は法律よりも、国民情緒を重視することがある。韓国の法院の訴訟では日本企業であるというだけで差別や不利益を被る可能性が否定できない。よって、紛争解決手段として韓国の法院を利用することは避け、日本または第三国の裁判所・仲裁機関を利用したほうがよい。
引用:BLJ法律事務所 韓国の法制度の概要 遠藤誠
韓国の検察は巨大な権力を持つ 日本の検察とは異なる
韓国の検察は、批判の対象になってきた。強大な権限を持ち、時々の政権に接近して、過剰なまでの捜査を行うからだ。
引用:東京新聞 社説 五味洋治 2021年1月13日
文在寅(ムンジェイン)大統領も、検察改革を重要公約に掲げて当選した。この背景には、自分が仕えた盧武鉉(ノムヒョン)元大統領の悲劇的な最期がある。検察の改革に着手しながら、自分の親族に対する検察の捜査が迫り、自殺に追い込まれた。
・韓国の検察は、軍や情報機関などとともに、時の政権が権力を維持するための装置として使ってきた歴史がある。
引用:Forbes 朝日新聞外交専門記者 牧野愛博 2020年12月4日
・韓国の場合、検事たちの昇進は政治と深く関係している。秋美愛法相も検察幹部人事で、与党が地盤とする南西部の全羅道出身者を多数起用する一方、前政権で評価された検事や、現政権に刃向かう検事たちを次々と左遷させたことが報じられた。
・関係者は「昇進できるかどうかが、政治に大きく左右される。検事たちは政治的な思惑から逃れられない」と語る。こうなってくると、韓国の政治家は自分に都合の良い検事を育てようとするし、検事も自分の昇進のために政治家を利用しようとする悪循環がずっと続くことになる。
韓国 報道記事一覧(2023年4月以降)
「Netflixすべては神のために」公開直後、摂理に対して批判的な報道が殺到したが、少しずつ批判以外の報道も増えてきているのでそれらの一部を紹介する。
なお、以下にあげる報道各社は、以前はキリスト教福音宣教会に対して批判的な報道をしていたケースが大半だ。報道姿勢が変化している。
他・参考文献
早稲田大学講演 韓国の裁判制度 裁判所の組織と権限を中心として
韓国弁護士事務所 Law Firm HyoSung 法務法人・暁星(ヒョソン)
毎日新聞 日韓の司法の違い 立法権への介入を考える 名古屋大・岡克彦氏