[韓国報道]「意図的な証拠隠滅」　捜査官をキリスト教福音宣教会が告発

韓国NEWSサイト・Breaknews
掲載文章の翻訳、意訳

2023年9月16日

キリスト教福音宣教会信者協議会、国家捜査本部に陳情書提出…14日に国家捜査本部前でのデモ…担当捜査官の意図的な「証拠隠滅」の疑惑が提起される。

キリスト教福音宣教会（通称 JMS）は9月16日の報道リリースで、「最近、JMSの信者たちは、これまでチョンミョンソク牧師の捜査を率いてきた忠南警察署のJ警察官を、虚偽の公文書作成の疑いで解雇することを強く求めている。

先月の8月31日には、ソウルの江北地域会の長老団が、忠南警察庁に所属する担当捜査官のJ警察官とY警部を国家捜査本部に告発した。

そして、9月8日には忠南警察署の正門前で、二人の解雇を求める集会を開催した。」と述べ、「9月14日の午後5時、キリスト教福音宣教会の信者協議会の会員100名以上が国家捜査本部前でJ警察官の解雇を求める集会を開催した。この日、J警察官の解雇と国家捜査本部への陳情書を提出した」と伝えた。

続いて

「<すべては神のために>の放送後、開始された魔女狩りに一方的に苦しんでいたキリスト教福音宣教会（通称 JMS）の信者たちが立ち上がった。世論ではなく、証拠に基づく裁判を求め、放送の捏造を非難するデモが7月中旬から毎週続けられ、その規模は徐々に大きくなり、8月20日にはソウルの崇礼門近くと市庁道で主催者の推計で約5万人が参加する大規模な集会になった。その後も反JMS活動家たちの妨害にも関わらず、1人デモでの不当な叫び声を続けている」と説明し、

「最近、JMSの信者たちは、これまでチョンミョンソク牧師の捜査を率いてきた忠南警察署のJ警察官を虚偽の公文書作成の疑いで解雇することを強く求めている。8月31日にはソウルの江北地域の会の新夜星の長老団が忠南警察庁に所属する担当捜査官のJ警察官とY警部を国家捜査本部に告発し、8日には忠南警察署の正門前で二人の解雇を求める集会を開催した」と伝えた。

14日午後5時、キリスト教福音宣教会の信者協議会の会員100名以上が国家捜査本部前でJ警察官の解雇を求める集会を開催し、J警察官の解雇と国家捜査本部への陳情書を提出した。

キリスト教福音宣教会信者協議会によれば、J警察官は今年の4月3日、チョンミョンソク牧師の8回目の公判で法廷内の実演を控えてiCloudを操作中、誤ってボタンを押して録音ファイルを誤って永久に削除したと主張した。

しかし、iCloudでファイルを削除するには3回のクリックが必要であり、間違って削除してもゴミ箱から1ヶ月以内に復元可能であるため、故意に証拠を隠滅したのではないかとの疑惑が提起された。

その後、5月16日の第9回公判で、検察側の証人として出席したJ警察官は、iCloudで該当の録音ファイルを確認した事実がなく、これは誤解だったと証言した。押収された書類に「直接被害者と一緒にクラウドにアクセスし、被害者のアカウントのiCloudに実際にその録音ファイルがあることを確認した」と記載されていたものを撤回し、「iCloudで録音ファイルを確認したことはない」と述べた。

信者協議会のクォク・ドンウォン代表は、「J警察官らは法廷でそれは単なるミスだったと強調し、自分の行動を正当化しようとしているが、押収書類は公文書に該当し、虚偽の公文書作成は明確な違法行為である」と述べ、「J警察官はチョンミョンソク牧師に対する先入観を持っており、今後も偏った捜査を行う可能性が高いと考え、デモを開催することになった」と伝えた。

信者協議会によると、加えて、告訴人A氏の弁護士が唯一の証拠物である録音ファイルをCDで提出した際、CDのファイルが携帯電話のファイルと同じ原本であることを確認せずに手続きを無視した点や、録音ファイルを捜査段階でまず聞かず、捜査が終了し検察に事件を送致するまで聞かせなかった点などを指摘し、J警察官が捜査官として行うべき被告の権利の保護を侵害したと主張した。信者協議会は要求が満たされるまでデモを続けると明らかにした。

現在、チョンミョンソク牧師の裁判は、裁判官の回避を求める申請が却下され、即時控訴が提出されている。先月の8月17日、チョンミョンソク牧師の側は公正な裁判が行われていないという理由で裁判官の回避を要請した。裁判所は裁判の遅延を意図していないと判断し、該当の訴訟を中断した。