[AsiaToday]音声専門家「まさに捏造の証拠」

キリスト教福音宣教会 摂理 JMS 鄭明析85 (42)
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韓国NEWSサイト・AsiaToday
掲載文章の翻訳、意訳、抜粋


2024年8月28日

音声分析専門家「疑問の水音とブレーカー音」「編集・操作過程で一緒に録音された」と法廷で証言

左の円形表示部分が薬水場、右側の表示部分は録音現場と主張する50mほど離れた青瓦台の建物。出典:AsiaToday

キリスト教福音宣教会(JMS)のチョン・ミョンソク牧師の裁判過程で、告訴人A氏が唯一の物証として提出した97分間の録音ファイルが国内外の多数の鑑定機関で編集・操作されたという鑑定結果が出た中、先月22日に開かれた控訴審6次公判で音究明研究所長のペ・ミョンジン教授が法廷に出席し、録音ファイル操作の可能性に力を加える証言をし、波紋が起きている。

ぺ・ミョンジン教授とは 音研究分野の韓国内パイオニアとして、韓国音響学会会長を10年間務めた。北朝鮮の核実験やミサイルの音の解明と、数十回の声の声紋鑑定諮問などを行った「音の専門家」として知られている。ユン・ソクヨル大統領の俗語事件で、最新のAI音声認識機も大統領の俗語を認識できなかったものも分析している。ペ教授はこの時の功績が認められ、2013年、工学分野で影響力を発揮した著名人として「Marquis Who’s Who in the World 2014(31st Edition)」に掲載された。

28日、JMSなどによると、ペ教授は5人の音分析専門家と共に4回にわたり、録音ファイルの鑑定を行ったという。その結果、数十箇所に操作の痕跡、第3者の声などが入っているという鑑定書をチョン牧師側の弁護人を通じて裁判所に提出した。

この日、法廷で証人として出席したペ教授は、音声録音ファイルから聞こえる謎の「水」の音と「チャック」の音は、現場から50メートルほど離れた近くの薬水場で掃除する際に水をかける音と水ポンプの電源用遮断器の音で確認されたと証言した。

続いて「現場録音の音質状態も良くないのに、50メートルほど離れた近くの薬水場で水をかける音とブレーカーの音は決して録音されるはずがない」とし、「この部分がまさに編集と操作の証拠だ」と話した。

音究明研究所で97分間の録音ファイルを鑑定した結果、水の音とブレーカーの音が一緒に録音されたことが確認された。これと関連し、ペ教授は先月24日、告訴人A氏が主張する月明洞の被害現場から50mほど離れた近くの薬水場で実際の実証過程を通じて音を分析した。

鑑定結果、水をかける音は薬水場を掃除する時の音であることと、疑惑の「チャック」の音はウォーターポンプの電源用の「ブレーカー」の音で、それぞれ92%、91%の類似度で確認され、同じ音であると判定した。

音声分析家である専門家たちの録音ファイル鑑定結果とともに、実際の現場で行われた実演過程を通じて録音ファイルが編集・操作されたことが再確認され、今後の裁判過程に与える影響に関心が集まっている。

ペ教授は「4回目の鑑定過程で、音声録音ファイルの冒頭でコンピュータのマウスクリック音が3回聞こえた」と証言している。

携帯電話を鳴らして再録音する過程で、パソコンを操作するマウスのクリック音が一緒に録音された。編集・操作疑惑がいくつも明らかになり、被害音声の証拠能力に疑問が提起される可能性がある。

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