[I News]決着を急ぐ検察 終結させなかった裁判部ーチョンミョンソク牧師裁判

キリスト教福音宣教会 摂理 JMS 鄭明析85 (27)
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掲載文章の翻訳、意訳


2024.07.29

キリスト教福音宣教会JMSチョン・ミョンソク牧師控訴審
決着を急ぐ検察側に対し、裁判部「今日中に終結するのは難しい」。
8月22日午前に続行予定

キリスト教福音宣教会(通称)JMSチョン・ミョンソク牧師に対する控訴審が25日午前10時、大田高等法院301号法廷で行われた。

この日の公判は、告訴人たちが洗脳されて抵抗できない状態だったのかどうか、告訴人A氏が提出した97分間の録音ファイルが故意に編集・操作された可能性について、検察と鄭牧師側の弁護人の激しい攻防が続いた。

検察は「告訴人たちが洗脳されて抵抗できない状態で鄭牧師から被害を受けた」と主張した。

鄭牧師側の弁護人は「再臨イエスと言ったこともないだけでなく、被告人の言葉に逆らえば地獄に行くという話はどこにもない」と反論した。

続いて「客観的な証拠資料として、被告人が宣教会を設立して46年間、数千件の説教映像があるので、証拠の過程で検察側の主張に対してすべて反論することができる」と強調した。

その後、告訴人B氏と関連して証人尋問が行われ、裁判は非公開となった。鄭牧師側の弁護人によると、1審で告訴人B氏は信仰スターとして被害を主張したがそれは異なり、今回の5次公判で宣教会の芸術部門の一つである舞踊団サンスターの活動をしたことが明らかになった。

宣教会で信仰スターはカトリックの花嫁や修道女のように結婚をせず、神とイエスに仕えながら信仰生活をする人で、女性だけでなく男性教会員も多数いることが知られている。

午後に続行された公判では、1審で録音ファイルの鑑定を担当した国立科学捜査研究院の鑑定人に対する証人尋問を通じて、97分間の録音ファイルの編集・操作の可能性に対する攻防が続いた。

先に鄭牧師側の弁護人が音声分析専門機関に鑑定を依頼した結果、告訴人A氏が被害当時、二人きりの空間で自分のiPhoneで録音したと提出した約97分間の録音ファイルから、第3者の声が50カ所余りで発見され、男性と女性の声をそれぞれ別の場所で録音した後、編集・操作及び変調したことが明らかになった。

この日の公判は、国立科学捜査研究院鑑定人に対する証人尋問が3時間以上行われ、午後6時過ぎに終了した。検察側2人の証人が証人尋問を待っていたが、裁判長は「今日の残りの証人尋問は難しい」と裁判を終わらせようとした。

すると検察側が「今日で終結すると言った。鄭牧師の拘束期限が8月15日なのに。」と異議を申し立てたが、裁判長は「今日終結するのは難しい」と言った。

検察官が「1審でも夜10時、11時まで行い、拘束期間内に行った。明日でも(公判を)やってほしい」と申し立てると、裁判長は「明日は裁判があるかどうかも分からないし、来週は裁判所閉館中なので、1、2日後にはできない」とし、「今日終結するのは難しい」と改めて述べた。

そのうえで裁判部は「検察が提出した書類も多すぎる。それら検察が提出した証拠も調べずに終わらせろというのか。」と検察側の要求を受け付けなかった。

これに対し、検察側は「拘束満期でなければ、裁判部の話は聞けるが。」と繰り返し話した。すると裁判長は「裁判の進行については裁判部の権限である。」と却下した。

弁護人側も「米国で行われている音声分析機関の鑑定結果も出なければならないし、鑑定を行った鑑定人も証人として出なければならない」とし、この日の結審公判が行われることに反対の立場を表明した。

これにより、チョン・ミョンソク牧師の控訴審裁判は8月22日午前に続行される予定で、この日、検察側の証人尋問と弁護人側が行った97分間の録音ファイル鑑定と関連して採択した証人尋問などが行われる。

一方、法曹界によると、チョン・ミョンソク牧師の拘束期限が8月15日なので、裁判部職権で勾留された状態で公判が行われる可能性も指摘されている。

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