[聯合ニュース]チョン氏「告訴人たちが主張することは、神様に誓って決して行わなかった」 検察は懲役30年求刑

キリスト教福音宣教会 摂理 JMS 鄭明析85 (58)
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韓国NEWSサイト・聯合ニュース
掲載文章の翻訳、意訳、抜粋

検察は控訴審でも懲役30年求刑
検察「累犯期間同種犯罪、宗教的行為で正当化…普段から救世主と呼ばれていた」
弁護人側「録音ファイルは編集・捏造されたものという、音声専門機関での検証結果が出ている。また、洗脳状態ではなかった。」

検察側の論告・求刑

女性信徒を性的暴行し、強制わいせつした容疑で1審で懲役刑23年を宣告されたキリスト教福音宣教会(JMS)のチョン・ミョンソク総裁の第2審結審が本日、大田高等法院刑事3部で行われ、1審と同じく検察が懲役30年を求刑した。

500時間の治療プログラム履修と20年間の位置追跡電子装置装着命令も要求した。

この日、検察側は「被告人が累犯期間に同種の犯罪を犯した」とし、「被告人は宗教的地位を利用して持続的に洗脳した。性暴力犯行をまるで宗教的行為であるかのように正当化した。」と強調した。

また、「被告人が犯行を否定し、反省していない」とし、「助力者が犯行を隠蔽している点、信徒たちが被害者に対する2次加害をする点などを考慮すると、1審で宣告した懲役23年よりも高い刑が宣告されるべきである」と求刑理由を明らかにした。

証拠音声ファイルの真偽と洗脳について

検察と弁護人側は、この日の結審公判で互いの主張を立証するためにそれぞれPPT資料を作成して発表した。

検察側はチョン氏の犯行現場が収録された録音ファイルの証拠能力を立証することに力を注いだ。また、信徒だった被害者たちが心理的に抵抗できない状態であったことを証明するためにJMSの説教映像を流し、チョン氏が普段信徒たちに救世主などと呼ばれていたと主張した。

弁護人側は抗拒不能、証拠操作、音声ファイルの成分分析など3つのテーマで発表した最終陳述で、告訴人側が提出した犯罪現場の音声ファイルが操作された根拠を提示し、証拠能力に疑問を提起した。また、国科鑑定から除外された音声ファイルの成分分析結果(民間鑑定)を持ち込み、「チョン氏の普段の会話内容などをつなぎ合わせて性暴力犯罪現場に仕立て上げた」と主張した。

弁護人側は、被害者らが心理的抗拒不能状態ではなかったことを証明することに時間を割いた。

普段、鄭氏が抗拒不能・洗脳の反対概念である自由意志、不可抗力などを教えたことを強調し、被害者らが性的自己決定権を行使したことを抗拒不能として処罰することはできないと弁論した。

ある弁護人は「被害者の一人は被告人を自ら触った」とし、「性被害を受けたがこんなことができるのか。翌日も元気に講義を聞いていた。」と強調した。

チョン氏「告訴人たちが主張することは、神様に誓って決して行わなかった」

最終弁論に立ったチョン氏は、「告訴人たちが主張することは、神様に誓って決して行わなかった。」と述べ、「教義や権威を持ち出して抗拒不能にはしていない。本人が自ら訪れていた。抗拒不能にする必要も、洗脳する必要もなかった。」と証言した。

判決言い渡しは来月2日午後2時に開かれる。

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