[BreakNews社]”チョンミョンソク取材本”のプロローグ文章/「私はチョン・ミョンソクに会いに行く」

韓国NEWSサイト・BreakNews社
掲載文章の翻訳、意訳

2023年10月5日

ベストセラー書籍「私はチョン·ミョンソクに会いに行く」のプロローグより参照

書籍「私はチョン・ミョンソクに会いに行く」。これは記者である”私の運命”

戦争中にはトラップ(罠)が使われる。 私はベトナムのホーチミン市から25キロほど離れたところに位置する田舎村のグッチ村に行ったことがある。

ここには地下に計250キロに達する戦闘用トンネルが設置されていた。 ベトナム戦争当時の戦略の要衝地だった。 米軍はこの地域で多くの死傷者を出した。 艦艇の中のトラップのためだった。

ベトナム軍はこのトンネルの近くの要所ごとに落とし穴を作った。そして、そのトラップの下にトラップを設置した。 艦艇の下には尖った鋭い鉄の釘を、数を数え切れないほど細かく打ち込んであるのだ。

敵軍がトラップにはまると、落ちた瞬間、あっという間に金串に刺される。トラップの周辺は牛糞と牛尿を注いである。この罠に落ちた瞬間、鉄の釘に刺され、腐敗した牛の小便-糞が人の傷に染み込み、うめき声を上げながら死亡することになる。

ある日突然、チョン·ミョンソクが1万人余りが女性を性的暴行したという類の記事が世の中に出た。

私は、今年で50年目の記者生活を送っている人だ。 文明時代にそのようなショッキングなニュースに接した瞬間「果たしてそうだろうか?」という疑いが、ぱっと浮かんだ。 雷のように。

その時から私の脳裏では「チョン·ミョンソクはトラップに陥ったのではないか?」という、記者としての想像が離れなかった。 トラップが連想された。 それでこの文を書かなければならないと結論を下した。

ベトナム戦争の際、ベトコンたちが仕掛けていたトラップとその下に敷かれていたトラップ。そのようにトラップにチョン・ミョンソクがはまり、もがき苦しむ姿。

それが私の厳しい執筆作業のスタートだった。

私はなぜこの文章を書いたのだろうか？

この記録は、チョン・ミョンソクという一人の人物に偏っていたり、内容がやや繰り返される記録かもしれない。事件が複雑に絡まり、誇張や歪曲があるためどうしようもない。

しかし、一人の個人に対するメディアの誇張や歪曲報道がどれほど大きな波紋を引き起こすかの、事実の記録として理解してもらいたい。

そのため、「私はチョン・ミョンソクに会いに行く」。これは記者である”私の運命”である。

その後、メディアとの関連で、このストーリーと似た事件が起こらないわけではない。だから、メディアには注意して！近づき過ぎず、遠ざかり過ぎずと話したい。近づきすぎると火傷を負い、遠ざかりすぎると凍え死ぬ。

私の記者生活での名前は二つある。‘ムン・イルソク’は本名で、ペンネームは‘パク・ジョンデ’である。‘パク・ジョンデ’というペンネームの意味は、“強硬に、公明正大に生きよう”という意味の略語である。これが私のペンネームだ。

キリスト教福音宣教会(JMS)-チョン・ミョンソク牧師は、グローバルな自由体制の安定的な勢力

キリスト教福音宣教会(JMS)-チョン・ミョンソク牧師はどのような勢力なのか？社会的な批判や弾圧の兆候から”反体制の勢力なのか?

チョン・ミョンソク牧師が伝える教義を見れば、現代韓国社会の主流の考えであるアメリカのプロテスタントの愛と平和の精神を基本理念としている。

彼は軍役時代に二度とも負傷し、愛国的な軍人として生きてきた。反体制的なデモに参加したこともない。これらの事実から、チョン・ミョンソク牧師は反体制的な人物ではない。

彼はイエスキリストとキリスト教の聖書を信仰する熱心なキリスト教徒であり、イエスの精神である「愛」を全世界に広めようとする「愛の人」である。ベトナム戦争に参戦し、平和の貴さを身をもって体験した「平和主義者」である。建物としての教会ではなく、自然な教会運動を行ってきた「自然主義者」であり、また、グローバルな自由体制を支持する安定的な勢力である。

それにもかかわらず、なぜチョン・ミョンソク牧師が挑戦を受けているのか？その理由は何なのか？宗教的な勢力からの激しい競争と策略によるものである可能性がある。チョン・ミョンソク牧師は、内部や脱退した勢力が仕掛けたトラップにかかった可能性がある。

目に見えない勢力によって仕掛けられた「トラップ」という実体が確かに存在する。

アメリカに戦争の勝利をもたらしたプロジェクト」に関わった科学者たちは、アメリカの情報機関の監視や弾圧の対象となった。インドの瞑想をアメリカに伝えたオショも監視や弾圧の対象であり、コメディアンのチャーリー・チャップリンも共産主義支持者としてアメリカを追放された。

チョン・ミョンソク牧師は、いったいどのようなトラップにかかったのだろうか？