[中道日報社]「公正な裁判ではなくマスコミ裁判」チョンミョンソク牧師裁判とは

キリスト教福音宣教会 摂理 JMS 鄭明析85 (6)
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韓国NEWSサイト・中道日報
掲載文章の翻訳、意訳


2023年12月14日

キリスト教福音宣教会、「チョン・ミョンソク牧師、検察の求刑は不当」…公正な裁判を要請
“現裁判部は世論に偏り、公正な裁判ではなくマスコミ裁判をしてきた”と批判
12月22日の1審判決を前に、チョン牧師の裁判の問題点を具体的に指摘

2023-12-14 14:21 中道日報 第2ニュースチーム 配信

キリスト教福音宣教会(通称JMS)のチョン・ミョンソク牧師に対する性的暴行容疑の決審公判で検察の重刑が求刑された中、22日の1審判決を前に宣教会は14日、罪刑法定主義の原則などから逸脱し、現裁判部が不公正な裁判を行い、検察の重刑は不当だと公正な裁判を求めた。

宣教会側は、去る3月のNetflix放送後「すべては神のために」放映後、反対勢力の言葉通りに事実確認もせずにマスコミが記事を流し、チョン・ミョンソク牧師は世論裁判を先に受けることになったと主張した。

裁判部は、裁判初期には「十分に争う余地がある」というバランスの取れた立場を堅持してきたが、Netflix放送後は世論に偏って予断的な発言をし、不公正な裁判をしてきたということだ。

宣教会側は、「すべては神のために」でわいせつ物レベルのセンセーショナルなシーンを繰り返し露出しながら、録音音声に女性のうめき声を追加するなどの加工・編集を行い、性被害者だと言って代役を使っても字幕表示をしなかったという。裁判が進行中にもかかわらず、一方的な告訴人の主張を盛り込み、一貫して無罪を主張するチョン牧師を犯罪者に追い込んだという。

宣教会の有志信徒協議会は、7月中旬から都心5万-10万人の大規模集会と1人デモ、大統領に送る嘆願書100万人署名運動などを展開し、鄭牧師が世論裁判ではなく公正な裁判を受けるよう訴えてきた。

宣教会側はこの日、検察の重刑の不当性を次々に指摘した。

まず、検察の公訴事実の大前提である「洗脳と抗拒不能」は法律を超えた不明確な概念で「明確性の原則」に違反するということだ。公訴状で検察は洗脳と抵抗不能を主張するだけで、行為主体、日時、場所、対象などの「公訴事実」の特定がないと主張した。

むしろ、告訴人たちが洗脳されていないという証拠が溢れている状況だというのだ。告訴人たちが主張する性被害を受けた期間に彼らのSNSなどには活発な対外活動はもちろん、節制と禁欲を追求する宣教会の教義に全く従わない自由奔放な私生活がそのまま含まれていると明らかにした。

宣教会側は、チョン牧師の裁判で告訴人たちは一方的な主張をしているが、DNAや写真、映像のような直接的な証拠は提示できていないとし、告訴人A氏が提示した唯一の証拠「録音ファイル」は操作の可能性を確認するために原本の照合が必須だが、A氏は原本が入った携帯電話を売ったと問題を提起した。

さらに、捜査官は録音ファイルのコピーを誤って削除したと言ったが、それを覆し、故意の証拠隠滅疑惑が提起された。 それにもかかわらず、検察は告訴人と全く関係のない資料を証拠資料として採用し、「証拠裁判主義」の原則に違反したということだ。

裁判過程で、裁判部は△事件現場検証開始手続きの拒否△偏った証人尋問時間の許可△奇襲的な検察側証人採用など、チョン牧師の防御権を侵害したと主張した。

これに対し、裁判官忌避申請をしたのに、鄭牧師の裁判が中断されたにもかかわらず、6人の女性教会員に対する裁判を続行し、先に有罪を宣告して「尻尾が頭を振る形」となり、彼らに対する有罪判決は直接証拠がない鄭牧師の裁判に悪影響を与えたと明らかにした。

去る11月21日、検察は30年の重刑を求刑した。検察は重刑を求刑しながら、納得できない理由で裁判部忌避申請をし、裁判を遅らせる目的で司法部の判断を軽視し、全国各地で集会と署名運動で司法手続きを妨害したと指摘した。

宣教会側は、たとえ裁判部忌避申請が却下されたとはいえ、現裁判部は予断発言と反対尋問権侵害などで不公正な裁判を進めてきたと反論した。

また、集会と署名運動を通じて声を出すことは国民の基本権であり、宣教会と鄭牧師に対するマスコミと放送の偏向報道が続き、鄭牧師が不公正な裁判を受けることに耐えられなかった教会員が路上に出るようになったと伝えた。

宣教会側は「78歳の高齢のチョン・ミョンソク牧師は生涯を聖職者として神を愛し、イエス様をメシアとして仕えて生きてきたし、二度もベトナム戦争に参加した国家有功者」とし、「今回の事件で彼の人生が破壊され、踏みにじられた。チョン・ミョンソク牧師の無実を引き続き明らかにしていく」と強調した。

中道日報 ニュースデジタル部

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