チョン牧師弁護士会見全文「録音ファイル改ざん発覚 新たな鑑定2機関も編集を確認」

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チョンミョンソク牧師裁判 控訴審弁護士であるイ・ギョンジュン弁護士の会見
日本語訳


2024年5月30日

動画

弁護士会見 日本語訳文章

(和訳)
控訴審弁護士 記者会見

イ・ギョンジュン弁護士

イ・ギョンジュン弁護士

今日の裁判では、午前中にはその検察から提出した証拠に対する証拠調べがありました。

そして、その一審で有力な証拠として採択された被害者の当時の現場録音ファイルについての話がありました。

その現場録音ファイルの部分について被告人の弁護人側から鑑定を依頼して受けてみた結果、2箇所の鑑定機関すべてで、その録音ファイルが編集・改ざんされたという結論が出て、その編集・改ざんされた具体的な内容は、男性と女性の声がそれぞれ違うところで録音された後に、一つの場所で再生された後、アップルの機器で改めて録音されたと見られると、そのように結論が出ました。

そこで、その部分について裁判所では最高検察庁と一般の私設鑑定機関の2ヶ所を選定し、裁判所において職権で鑑定を再び依頼して録音ファイルが改ざん・編集されたかどうかを確認することにしました。

そして、午後には今までにあった被告人関連の動画と、そして被告人の弁護人側から提出した現場検証の動画を視聴する手続きがあり、その視聴がされた後に、裁判所において検察で主張する抗拒不能の論理構造が、少し合点がいかないという理由で、検察に抗拒不能の論理構造を再検討するよう求めました。

そして、次回は次の日程ではこの録音ファイルの鑑定人と関連して鑑定人尋問期日を進め、その後に証人尋問期日を再び決めて証人を採択して証人尋問手続きを進めることにしました。

証人尋問の手続きには、一審に出ていた被害者も証人として出席する予定です。

以上です。

記者

録音ファイルに関して、裁判がどのように進められるのか、それについて詳しく教えてください。

イ・ギョンジュン弁護士

はい、録音ファイルについては、今、弁護人側から鑑定を依頼した機関が2ヶ所ですが、2ヶ所ともすでに改ざんという結論が出て、それで今、一審で既に一度国家科学捜査院で鑑定が行われたが、その部分に対することは別として、今、控訴審の高等裁判所の裁判部では再び鑑定を依頼し、その鑑定を2ヶ所の最高検察庁と他の私設鑑定機関の鑑定結果を受けた後にその部分に対して再び鑑定人、鑑定をした鑑定人たちを法廷に呼んで疑問点について尋ねる予定です。

これまで鑑定が行われた結果を見ると、約50ヶ所で被告人と被害者ではない第三者の男性と女性の声が聞こえたり、または理解できない背景(音)が混ざっているなど、その結果として、その録音ファイルを、その録音ファイルが現場、録音現場当時の状況をそのまま録音したファイルではないという結論が出ました。以上です。

記者

もう一つあります。月刊経済ファン·ソンイク記者です。

今日裁判所が言及した抗拒不能に至った論理の不足について指摘されたとおっしゃいましたが、もう少し詳しくおっしゃってくださるといいです。

イ・ギョンジュン弁護士

検察の基本論理はこれです。被告人がイエスより上にいる、そのような教理で被害者を洗脳し、被害者を洗脳して被告人との性的接触を通じてこそ救援に至ることができる、このような教理で被害者を洗脳し、被害者に性的暴行を加えた。

そのような論理構造なのに、今、裁判が進行される過程で被告人(チョンミョンソク牧師)が自分を神格化したり、あるいは自分をイエスより上にいる存在だとした事実が、その裁判所でも簡単に納得できないと話し、教理によって洗脳されたという論理構造ではない他の論理構造を検討しなければならないのではないか、被告人がイエスより上だから抵抗できなかった、このような論理構造は少し違うようだ。そういう趣旨の裁判所の発言がありました。

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