[連合News]チョンミョンソク牧師裁判 録音ファイルのコピー 裁判所が許可

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掲載文章の翻訳、意訳、抜粋


2024年4月16日 連合NEWS パク・ジュヨン記者

女性信徒を性暴行し、強制わいせつの容疑にて、一審で懲役23年が宣告されたキリスト教福音宣教会(通称JMS、摂理)の総裁、チョンミョンソク(78)氏に対する控訴審(高裁)で裁判部が録音ファイルのコピーを許可した。

補足:第一審の裁判では、検察側が決定的な証拠として提出した被害時の録音ファイルについて、裁判官が弁護人側によるコピーを認めなかった。そのため、弁護人側がその録音ファイルそのものを鑑定に回すことができず、代替案としてNetflixに収録された録音ファイルの一部が捏造されているとすることをもって、録音ファイル全体の信憑性がないと主張していた。

チョン氏の弁護人は、大田高等裁判所刑事3部(キム・ビョンシク部長判事)の審理で16日に開かれたチョン氏の準強姦・準強制性交・強制わいせつ・準強制わいせつなどの容疑の事件控訴審継続公判で、「該当ファイルは原本がなく、原本に近い録音ファイルのコピーが存在するが、同一性を確認するためにはコピーが必要だ」と要求した。

しかし検察は、提出した資料が削除したファイルと同一のハッシュ値(デジタル指紋)を持っているため証拠能力には問題がないとし、録音ファイルの複写を許可する場合、流出する恐れがあるため、閲覧・コピーを制限すべきだと反論した。

これに対して裁判部は「証拠は相手方の防御権行使のため、特別な事情がなければ閲覧複写を許可することになっている」と述べ、録音ファイルのコピーを許可した。

一審裁判部は、弁護人側に検察に閲覧を申請するようにと不許可だった。

控訴審裁判部はさらに二度、公判を行った後、7月に宣告する予定である。

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