[韓国報道] 特別取材 摂理の錦山信徒たち　月明洞集会現場【下】

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掲載文章の翻訳、意訳

2023年9月5日

公正な裁判を求めて

イ・ギチョル牧師「ソロモンの裁判のように真実で、正直で、賢明な裁判が行われることを願って」
ジョン・デウン牧師「偽りの放送と、報道の誤った情報により、チョンミョンソク牧師の名誉が大きく傷ついた」

イ・ギチョル牧師は、「告訴者たちの主張とは全く異なり、そのような事件が起こり得る隠れた場所は月明洞の地には一切ない。周囲が透明に公開されている場所である」と述べた。

彼はまた、「現場確認もせずに裁判を進めることは、公正な裁判にはなり得ない。チョン・ミョンソク牧師の性暴力事件を取り扱う大田地方裁判所・刑事12部では、録音ファイルの証拠能力を審理中に、その録音ファイルの捜査過程に関する警察の誤記があったことを認める告白が出た。録音ファイルの改ざんの有無を明らかにしないと、公正な裁判はできない」と語った。

会長は、「真実は常に明らかになるもの。古代ソロモンの裁判のように真実で、正直で、賢明な裁判が行われることを望んでいる」と言い、また、「我々は愛と正義、真実を明らかにして欲しいと望んでいる。韓国は自由民主主義の共和国であり、すべての市民は法の前で平等であるべきである。裁判には聖域が存在せず、真実と事実だけが適用されるべきだ。政治的な裁判や感情的な裁判は罪である。無実の者が冤罪で倒れることは、私たちの社会から消え去るべきだ」と述べた。

教育学の博士であり、自由連合の宗教特別代表、国際キリスト教宣教協議会の会長、超教派超宗教連合会の代表、ソウル市の宗教特別代表でもあり、参加している教会員の注目を集めた。

女性信仰スターとは

主の愛の教会で牧師として奉仕しているジョン・デウン牧師も、訴えた。

彼は、「Netflixの『すべては神のために』という虚偽と歪曲に満ちた偽ドキュメンタリー、メディアの誤った報道により、ジョン・ミョンソク牧師の名誉が大きく損なわれ、純粋な信仰の部署である<信仰スター>をチョン・ミョンソク牧師の性的搾取の対象として非難した」と語った。

彼はまた、「キリスト教福音宣教会における<信仰スター>は、カトリックの司祭や修道女のように結婚せず、神とイエスだけを愛し、神の仕事に生涯を捧げる人々であり、<信仰スター>は女性だけでなく、男性も含まれており、特に<男性の信仰スター>の大部分は各教会の牧師である」と述べた。

長時間祈り続けていた60代の女性への特別取材

その日、記者は記者席のすぐ前に座った60代の女性が長時間にわたり祈り続ける姿を目撃し、彼女を特別取材した。天安から来たというイム・ジョンスン信者は、「私はキリスト教福音宣教会の会員として35年が経つ。しかし、このような事件が起き、牧師に対する中傷が行われることに非常に怒りを感じ、牧師が早くこの場所の自然聖殿に戻ってくることを祈った」と述べた。

彼女はまた、「告訴人たちが被害を受けたと主張する場所は公開されており、そうした犯罪が発生することはできない場所だ。多くの人々が行き来する場所で、秘密裏に何かをすることは不可能だ。実際にその場所を訪れてみればわかる」と付け加え、「私たちは洗脳された狂信者ではない。合理的に考える知的な人間であり、私たちを洗脳された狂信者のように扱い、性犯罪の共犯者のように見ることは許せない。公正な裁判が行われるまで、デモに参加し続ける」と力強く語った。

証拠の無い裁判　警察が何度も証拠品を「削除」した

デモの中で信者たちは繰り返し、「この裁判は証拠がない。あり得ない裁判だ」と主張している。

月明洞の自然聖殿は、30年以上の建築の歴史を持つ世界で唯一の有名な自然聖殿である。

その日、金山信者協議会をはじめとする信者たちが連続的にデモを行っている理由は、裁判の主要な証拠である録音の証拠能力が失われたとの判断が大きく影響している。元のファイルがなく、フォレンジックで復元されたファイルは、裁判の主要な証拠として使用できない。現在の裁判で録音を除外すると、被害者の証言だけが主要な証拠として残る。

特に、裁判過程で警察の捜査員が告訴人の証拠物を確認する過程で、iCloudに保存されていた録音ファイルを誤って削除したと偽っていたことが発覚した。iCloudでファイルを削除してもゴミ箱から復元でき、そのファイルを完全に削除するためには3回のクリックが必要であるという事実を知らなかったのだ。

その日、信者たちは「該当の録音ファイルが証拠としての能力がないことは、国立科学捜査研究院や世界的な音声分析機関から確認された」と主張し、「偏った意図的に操作された放送のせいで、裁判が世論裁判になっている。放送では私たちを魔女狩りのように扱っている。証拠に基づく公正な裁判を求める」と訴えた。

また、「放送の後、JMS信者たちに知られるようになり、被害を受けた人々が多い。心理的、物質的な被害が甚大だ。私たちは正常な社会生活をしているにもかかわらず、JMSという唯一の理由で私たちを狂信者とみなしている。彼らが言っている私たちのイメージと、実際の私たちは非常に異なる。非常に不当である。しかし、私たちの声を聞いてくれる場所はない。それが私たちがデモに出続ける理由だ」と述べた。

その日、記者が二度目に訪れた月明洞の自然聖殿は、本当に美しく、神秘的で壮大な場所だった。この聖殿は、チョン牧師が神への切なる愛で神からの啓示を受け、世界でただ一つの神聖な神の聖殿として30年以上の歳月をかけて建設したと言われる。チョン・ミョンソク牧師と宣教会の会員たちは、神への礼拝と栄光をささげる希望を持ち、困難を感じることなく感謝しながら聖殿の建設に参加したと言われている。

1万人以上の信徒たちは“証拠を基にした裁判の原則に従い、公正かつ公平な裁判を求める”と訴え

しかし、汗一滴も流さなかった評論家やメディアが、月明洞の自然聖殿を非難していることに対しての信徒たちの怒りは理解できる。

月明洞は1年間で100万人以上が自由に訪れる公開された場所だと言われている。信徒たちは、自ら数十年間、作業現場で直接石を積み上げたり、木を植えたりしながら聖殿の建築に参加した証人たちだ。

この日のイベントが終了した後、記者は初めて訪問した際に出会った教徒と再び会うことになった。彼は記者に、“記者さん、世界中の7万人の群衆が判断する目もなく、判断するための頭もなく、チョンミョンソク牧師に従うでしょうか？私たちキリスト教福音宣教会の会員は、信仰者たちです。私たちが神とイエス様、チョンミョンソク牧師の生涯を見て、3000回もの聖書読書を行っていると言われるチョンミョンソク牧師からの言葉を聞き、それが数万人に達したのです。この時代にこんなに多くの聴衆が信じていること、それ自体がチョンミョンソク牧師の生涯が真実である証ではないでしょうか？”と強調した。

彼はさらに「私たちこそ、数十年間見守りながら信じて従ってきた真の証人たちです。もし、チョンミョンソク牧師に本当に問題があるとしたら、私たちはどうしてチョンミョンソク牧師の話を聞くことができるでしょうか。しかし、実際の状況は、チョンミョンソク牧師の裁判が不十分な証拠や操作された放送、メディア報道によって不当に進められています。どうか、司法当局は告訴者たちの証言にのみ依存せず、明確な証拠に基づく証拠主義の原則に従って、不当な裁判の結果が出ることのないよう公正かつ公平な裁判を求めてほしい」と再び強調しました。

「現在の裁判所と検察は、目を覚まして不公正な裁判を直ちに止め、私たちキリスト教福音宣教会の全ての会員の切なる願いを無視せず、チョンミョンソク牧師に対する韓国司法の公正で正しい裁判を強く要求する」とも強調しました。

美しい月明洞の自然聖殿。イベントが終了すると、直ぐに1万以上の椅子が片付けられ、きれいな運動場に戻されていた。「もし、3回目に月明洞、こちらの自然聖殿を訪れる機会があれば、チョンミョンソク総裁との対話の時間になることを心から望みます」と、記者は聖殿内の高い位置にある虎の彫像に心の中で挨拶をし、上京のための車に乗り込んだ。